英王室のウィリアム皇太子(42)とキャサリン皇太子妃(42)一家が25日、クリスマスの伝統行事であるサンドリンガムのクリスマス礼拝にそろって参列した。
今年初めに腹部の手術を受け、その後がんと診断されて治療を受けていたが、9月に化学療法を終えたことを報告したキャサリン皇太子妃は、笑顔でジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と手をつないで聖メアリー・マグダレン教会で行われるクリスマス礼拝に向かう行進に参加。沿道に集まったおよそ1000人の観衆から熱狂的に迎えられた。
皇太子妃は少女から花束を贈られ、ひざまずいて受け取り言葉を交わす場面なども見られたほか、子どもたちもぬいぐるみやお菓子などのクリスマスプレゼントが贈られるなど一家はこの日の主役となった。
礼拝には、現在もがんの治療を受けているチャールズ国王とカミラ王妃、アン王女、エドワード王子とソフィー妃らも参列した。また、当初は欠席が伝えられていた第2子を妊娠中のベアトリス王女も家族で参列したが、中国人スパイ容疑者との親交が明るみになった父親で国王の弟アンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンさんの姿はなかった。また、今年も確執が続くヘンリー王子とメーガン妃夫妻は不参加となり、家族内の深い亀裂を覆い隠しながら、つらい1年の終わりに一致団結をアピールするクリスマスとなった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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