旅先の土地の人々や課題と出会い、世界をちょっとだけ良くして帰る3泊4日の旅だ。日本財団ボランティアセンター(東京)のプロジェクト「旅するボランティア2025冬」の参加者募集がこのほどスタートした。1月14日(火)16時まで申し込みを受け付けている。参加者は25歳以下限定で、旅費は無料。「鹿児島県・与論島」「沖縄県・久米島」の2カ所のプランを用意している。
「鹿児島県/与論島」は2月11日(火・祝)〜14日(金)で“海と生きる楽園の島をまもる旅”(羽田空港集合・解散)。海岸の清掃や、さとうきび畑での活動などを行う。
「沖縄県/久米島」は2月19日(水)〜22日(土)で、“青い海の島に鳴り響く ちがいをまるごと楽しむ旅”(関西空港集合・解散)。聴覚障害のある人と即興演奏(ドラムサークル)や馬牧場での活動などを行う。
3泊4日の中には、フリータイムの時間もあり、自由に観光もできる。参加費は無料だが、集合・解散場所までの往復交通費は自己負担となる。募集人数は、各旅先10人ずつ(選考あり)。募集詳細や応募は「旅するボランティア」特設サイトから。
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「旅するボランティア」は、若い世代に旅やボランティアを通じて街や社会活動と新たな接点を作ってもらおうと、2022年の夏にスタート。25歳以下限定で学生に限らず社会人も参加し、3泊4日の旅の中で自然に触れたり、郷土料理を食べたり、その土地の魅力を満喫しながら、旅の途中でボランティア活動に参加する。これまでに「北海道・稚内」、「鹿児島県・与論島」、「沖縄県・久米島」、「新潟県・山古志」、「長野県・軽井沢」でプログラムを実施してきた。過去の旅のレポートや参加者の声は、特設サイトで公開している。