【勝手に調査委員会】グリーンカレーにマッチするのはどの麺類だ?

0

2024年12月26日 11:01  BCN+R

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

BCN+R

グリーンカレーにマッチする麺は?
 10月7日にカップヌードル「スパイス香るクリーミー グリーンカレー」が発売され話題となった。すでに食し、ラーメンとグリーンカレーのマッチングの良さに驚いた人も多いのではないだろうか。そこで気になったのが、他の麺類とグリーンカレーとの相性。そこで気になったことをどんどん調べる「勝手に調査委員会」を再び発足し、さまざまな麺類とグリーンカレーのマリアージュについて調べてみた。

その他の画像はこちら

ココナッツミルクと本格ハーブの美味しさ グリーンカレー

(写真右下)

●カレーうどんを超えるか。グリーンカレーうどん

 まずは、古くからカレーうどんが開発されるなど、スパイスとのマッチングに安心感があるこちらから。通常のうどんよりもさらに合いそうな「玉子あんかけうどん」をチョイスした。チンした後、うどんに熱々のスープと、レトルトのグリーンカレーおよそ半分をかけると、あっという間に完成。

セブン‐イレブン「玉子あんかけうどん」

 うどんにあんとグリーンカレーをしっかり絡ませて、ズゾゾゾっと啜ってみとると、「ほえー!」。想像以上の素晴らしいマッチング。グリーカレーの爽やかな風味と奥行きのあるスパイスが、ドスンと構えるうどんに華やかさをプラス。玉子あんとの相性もバッチリで、個性的なグリーンカレーの味わいをマイルドにし、一つにまとめ上げている。

玉子の黄色の上に緑色が乗り、あまり美しくないが……

 「ズソ、ズゾゾ、ズゾゾゾ!」。美味すぎて食べるお箸が止まらない。これ、いきなりこの企画の答えが出ちゃったかも。

●別の種類のクリーミーさを同時に体験

 次に登場するのは、グリーンカレーに入っているココナッツミルクの味わいと相性が良さそうな明太子クリームの生パスタ。具材のきのこや海老もグリーンカレーに使われることがあり、いただく前から大成功を確信した。こちらもチンした後、グリーカレー半分をソースに混ぜてパスタにかけると完成。

セブン‐イレブン「生パスタ きのこと海老の明太子クリーム」

 フォークでクルクルっと巻いていただくと、「なんか食べたことのない味だけど、かなり美味!」。予想通りパスタのクリームソースと、グリーンカレーのココナッツミルクが素敵な化学反応を生み、超マイルドな味わいの奥底にハーブが見え隠れするという、なんとも複雑な美味さを実現。

あまり美しくないビジュアルがグリーンカレー&麺の問題点かも?

 さらに明太子、海老、鶏肉、茄子など、お互いの具材がアクセントになって、常に新鮮な喜びを与えてくれる。タイのホテルでいただく高級イタリアン、あるいはタイ料理を取り入れたフレンチシェフの新作。そんな高い完成度と遊び心を感じる、これまた大成功な一品が誕生した。

●塩焼きそばをライスに見立てた、想像のつかない一皿

 最後に挑戦したのは、最近ではどこのコンビニでも必ず見かける塩焼きそば。今回の3品の中では、麺類ながら白ごはんに最も近い気がするし(スープがなくシンプルな味付けという意味で)、グリーンカレーと喧嘩することはないだろう、という程度の理由でセレクト。しかし、それが運の尽きだった。

セブン‐イレブン「ねぎ塩焼きそば」

 チンした塩焼きそばに、グリーンカレーを豪快にかけていただくと、「ううっ!」。なかなかの油っぽさが口を占領。味はちょいと濃いくらいで決して悪くはないけれど、塩焼きそばをコーティングしている油分がグリーンカレーに溶け出し、そのコッテリ風味が膨らみながら鼻を通り抜けていく。こ、これは、完食するのがキツそうだ。

見た目は、今回の3品の中で一番美味そうだが……

 もったいないので、大急ぎで白ごはんをチンして、カレーをできるだけ含ませてから、うっすら塩焼きそば風味のグリーカレーライスと、うっすらグリーンカレー風味の塩焼きそばとしていただき、難を逃れた。おそらくビーフンや炒飯でも同様のことが起きそうだ。

●「勝手に調査委員会」今回の検証報告

 グリーンカレーと3種類の麺類を合わせる今回の調査発表はこちら。

・シンプルな美味さ

玉子あんかけうどん  ★★★

明太子クリームパスタ ★

ねぎ塩焼きそば    ★

・複雑な美味さ

玉子あんかけうどん  ★★

明太子クリームパスタ ★★★

ねぎ塩焼きそば    ★

・斬新さユニークさ

玉子あんかけうどん  ★★

明太子クリームパスタ ★★★

ねぎ塩焼きそば    ★

 というわけで今回は、玉子あんかけうどんと明太子クリームパスタが星七つを獲得し、どちらもグリーンカレーと好相性という結果。新しい味わいを求めたいのであれば是非、どちらも挑戦していただきたい。(エフェクト・山葉のぶゆき)

    ニュース設定