漫画家・森田拳次さん死去 代表作は「丸出だめ夫」「ロボタン」など
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2024年12月26日 11:34 モデルプレス
【モデルプレス=2024/12/26】漫画家の森田拳次さん(享年85)が12月23日に亡くなったことがわかった。同じく漫画家のちばてつや氏が25日、自身のオフィシャルブログで伝え、追悼した。
【写真】漫画家・森田拳次さん、死去
◆漫画家・森田拳次さん死去
ちば氏は「丸出だめ夫氏が…」と題してブログを更新し、「『丸出だめ夫』や『ロボタン』の作者、森田拳次さんが12月23日の朝お亡くなりになりました」と伝えた。森田さんについて「森田さんはワシと同じ85歳で、しかも、同じ中国の東北部から、七歳の時、命からがらの引き揚げを体験した同士でした」と明かし、思い出を回顧。最後に「森田さんありがとうね。ご冥福をお祈りします」と結んだ。
◆森田拳次さん、ギャグ漫画家として受賞歴多数
森田さんは1939年5月11日生まれ、東京都出身。17歳で漫画家デビューした後、「丸出だめ夫」(週刊少年マガジン)、「ロボタン」(少年画報)などギャグ漫画で人気に。第5回講談社児童まんが賞や第34回日本漫画家協会賞大賞、読売国際漫画大賞金賞など、多くの受賞歴を持つ。
また、ちば氏や赤塚不二夫さんなど戦争経験を持つ漫画家とともに「私の八月十五日」の会を発足し、「私の八月十五日〜昭和二十年の絵手紙」の刊行に携わった。(modelpress編集部)
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