紀藤正樹氏「国民番組でなぜ選曲を誤ったのか」星野源の紅白楽曲変更は「NHK側のミス」

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2024年12月26日 15:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

紀藤正樹氏(2022年7月撮影)

弁護士の紀藤正樹氏が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。大みそかの第75回NHK紅白歌合戦に出場するシンガー・ソングライター星野源(43)の曲目が「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」が変更されたことについて、私見を記した。


紀藤氏は「国民番組でなぜ選曲を誤ったのか。NHK側のミスもある。検証は必要」と記した。


「地獄でなぜ悪い」は、13年の園子温監督(63)の同名映画の主題歌で、星野自身も出演している。同監督が一部で性加害が報じられていたことで、二次加害の可能性もあると批判が出ていた。


NHKは楽曲変更の理由について、選曲にさまざまな意見が寄せられていると認めた上で「この楽曲に込められた思いやメッセージを、テレビをご覧になる『あなた』へお届けすることで、今さまざまな時間を過ごしている人たちを元気づけたい、という思いから、楽曲の選定を行い、オファーしました」と説明。「なお、アーティストはもちろん、NHKも性加害は決して許さないという姿勢であることは言うまでもありません」とした。また「曲目発表後の反響を受け、あらためて紅白制作チームとアーティストサイドで協議を行い、番組全体の構成や演出面などから判断し、星野源さんの歌唱曲を、デビューアルバムに収録されている『ばらばら』に変更することを決定しました」と発表していた。


星野も公式サイトで経緯を説明。同曲が自身が12年にくも膜下出血で倒れた経験を元に制作したものであり、映画のストーリーを元にしたものではないと強調した上で、タイトルからヒントを得たこと、性加害の二次加害の可能性を完全に否定できないことも認めた。また、あくまで選曲はNHKサイドの強いオファーからだったことも強調した。

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