先日、冬ボーナスの支給額が1万1000円で、「アホらしくてたまりません」と憤る50代女性の投稿を紹介した。この女性は接客や事務のパートをしており、「ほぼ正社員と同じ様な仕事」を任されている。それにもかかわらず、正社員と賞与の格差があることが理不尽だと嘆いていた。
すると記事を読んだという60代女性(ゴルフ場/200万円)は、
「私もその方と同じくパートとして会社に入社して30年過ぎました。会社が途中で変わってしまいそれから夏、冬共々2万円! 社員とほぼ同じ仕事して時給も最低賃金」
と怒りの投稿を寄せた。「会社が途中で変わった」という背景には、経営者の交代や買収の可能性もあるだろうか。(文:天音琴葉)
「1万円」だったスーパー店員、年末年始も休めず「本当に辞めようか考えています」
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女性は「ホントこの年になって仕事辞めないだろうと思われているようで腹立たしいです!」と続け、
「ボーナスでなく餅代です! 1万円の方の気持ちよーくわかります!」
と結んだ。もらえるだけマシという意見もあるだろうが、ボーナスなのだから給与1ヶ月分ぐらいはほしいところ。
山形県の50代女性(スーパーでの仕分け作業/年収200万円)は、
「私はフルタイムで働くパートです。うちの職場は、会社からではなく社長個人からということでフルタイム、短時間のパートなど関係なく、一律1万円です。去年も同じ1万円。夏のボーナス等は、一切ありません」
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と不満をこぼした。時給も2年間、上がっていないとし、「どうせ辞めないだろうと思われているのでしょう」と足元を見られていると感じている。
さらに女性は、スーパーで働いているため年末年始も休めないとこぼす。
「休みは週2日のみで、お盆休みも年末年始も休みもありません。本当に辞めようか考えています」
昔と比べて今の50代や60代は若い。超高齢化社会で人手不足の職場は増える一方だから、65歳以上のシニアでも働きたい人にはチャンスがある。引け目を感じず、給与交渉や転職活動をしてもらいたい。
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