福岡県の春日・大野城・那珂川消防組合は26日、飲酒運転をしたとして同組合消防本部警防課の男性消防士長(59)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。25日付。
同組合によると、7月8日午前7時半ごろ、消防士長が私用車で出勤。職員に義務づけている公用車運行前のアルコール検査をした際、検知器が反応した。その後、他の職員と春日署に出頭し、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を超える0・18ミリグラムのアルコールが検出された。
消防士長は10月中旬に90日間の免許停止処分となり、12月上旬に罰金30万の処分を受けた。飲酒運転する前夜に自宅で酒を飲んでおり「飲み過ぎた。認識が甘く、ひどく反省している」と話しているという。同組合は再発防止の観点から、懲戒処分の指針を含む各種規定の見直しを予定している。【山口響】
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