日本サッカー協会(JFA)は26日、来年4月になでしこジャパン(日本女子代表)が、コロンビア女子代表と対戦することを発表した。
今回の発表によると、2025年4月5日(土)または6日(日)に、なでしこジャパンとコロンビア女子代表の対戦が決定したとのこと。開催スタジアムは『ヨドコウ桜スタジアム』となる。また、テレビ放送等は現在調整中と併せて伝えている。
なでしこジャパンは先日、史上初の外国人指揮官としてニルス・ニールセン新監督の就任を発表した。来年2月にアメリカで開催される『2025 SheBelieves Cap』が同体制の初陣となる他、同大会でもコロンビア女子代表と激突する予定。そして、約2カ月後の4月に行われる“新生なでしこジャパン”の国内初戦で、再戦することになった。
コロンビア女子代表との対戦について、日本サッカー協会女子委員長を務める佐々木則夫氏と、ニルス・ニールセン新監督は、以下のようにコメントを残している。
▼佐々木則夫氏(日本サッカー協会女子委員長)
「コロンビアは近年急激にレベルアップしているチームで、昨年の女子ワールドカップや今年のオリンピックに南米の代表として出場しています。4月のインターナショナルウィンドウは欧州がユーロ予選で埋まっている中、コロンビアサッカー連盟と対話し、結果的に2月のSheBelieves Cupで対戦することで短い間隔での再戦になっても、お互いにぜひ対戦して強化しよう、という話になり決まりました」
▼ニルス・ニールセン氏(なでしこジャパン監督)
「コロンビアは勇気を持って、気持ちの入ったプレーをするチームです。技術の高い選手がいて、ここ数年で非常に力をつけています。自分たちがやらなければいけないこと、自分たちは何ができるかということを試しながらプレーすることが大事です。すぐの再戦になると強度がさらに上がることも考えられます。この試合はどちらが勝つにしても接戦の良い試合になると思います。新体制での国内初試合になりますので、ぜひ多くの方にスタジアムに足を運んで応援してほしいです」