KDDIの未来人材共創ワークショップに森保一監督が参加…未来のサッカーを考える小学生に金言「“なぜ”という気持ちを持って」

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2024年12月26日 18:42  サッカーキング

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ワークショップで参加者の小学生に声をかける日本代表の森保一監督
 日本サッカー協会(JFA)とパートナー契約を結ぶKDDI株式会社は26日、サッカーを通じて、誰もが思いを実現できる社会をつくることを目的とした、「未来人材共創ワークショップ”未来のサッカーを考える日本代表”になろう。」を開催。小学4〜6年生のサッカー競技者が30名が参加し、サッカーの未来を考えるワークショップを実施した。

 今回のワークショップには、日本代表の森保一監督と元日本代表の鈴木啓太さんも参加。小学生たちは5〜6名のグループに分かれて「サッカーが上手くなるためには?」「サッカーを楽しむ人を増やすには?」という2つのテーマについて議論し、グループ毎にそれぞれの意見を発表した。

 森保監督と鈴木さんによるトークセッションでは、「日本サッカーを盛り上げるために意識したこと」について尋ねられ、鈴木さんは「日本代表の試合は、サッカーを知らない人も一緒に盛り上がってくれる。国を背負うことには責任感や重圧があるけど、勝つことで盛り上げていきたいなとは思っていた」とコメント。



 一方、かつては選手として、現在は指揮官として日本代表を率いている森保監督は、「プレッシャーはありますけど、自分のできる限りのベストを尽くすことしかできないと思っている。その考え方は(選手時代から)変わっていない」と述べ、勝敗に関わらず最後まで戦い抜くことが「応援してくれている人たちの活力になる」との思いを口にした。

 また、サンフレッチェ広島をリーグ制覇に導いた手腕に話が及ぶと、森保監督は「選手が良かった」と主張。何が良かったのかという部分に関しては、「監督の話を聞くだけでなく、チームでやることを実践しつつ、対戦相手によって工夫しながら、自身とチームが力を発揮できるようにやってくれた」と、選手たちの自主性を評価した。

 さらに、その自主性は現在の日本代表にも共通する部分であることを強調。そして、未来のサッカー界を担う子どもたちに向けて「監督の指示やトレーニングなどを実践しつつ、“なぜ”これをやるのか、“なぜ”という気持ちを持ったり、工夫したらもっと上手くできるのではないかという思いを持ってもらいたい」との金言を送る場面も。

 トークセッションの最後には、小学生から「どうやったら日本代表になれますか?」という質問が飛び、鈴木さんは「やり続けることが大事」と、継続することの重要性を指摘。森保監督もその意見に同意しつつ、「そのポジションで自分が日本で一番と思ってプレーすること。それを周りに認められること。そうすれば日本代表に選ばれます」とのメッセージを送った。

 そして、この質問を投げかけた小学生に「勇気を持って手を挙げたということは、絶対的に上手くなる」と述べ、「チャレンジすること、勇気を持って失敗を恐れずに挑戦することが、継続につながる。チャレンジし続けることで上手くなれるので、日本代表にも近づく。自分の可能性を信じてどんどんチャレンジしてください」とエールを送った。

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