【RIZIN】安保瑠輝也「平本蓮とのストーリーはMMAで決着をつける」大みそかはヘビー級で盛り上げる!【単独インタビュー】

0

2024年12月26日 18:45  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

「雷神番外地」でシナ・カリミアンと対戦する安保瑠輝也 (C)ORICON NewS inc.
 大みそかの『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)で行われる「雷神番外地」で、シナ・カリミアンとの対戦が決定した安保瑠輝也。身長20センチ、体重も20キロ以上も大きな相手との対戦となったが、会見では「俺がお前にボクシングを教えたる!」と相変わらずキレキレの強気発言を連発し、大みそかの祭りに新たな楽しみをブチ込むつもりだ。

【動画】安保瑠輝也、平本蓮にMMAで決着宣言!?ライアン・ガルシア戦延期の心境明かす【RIZIN】

 ORICON NEWSはバチバチの会見を終えた直後、まだまだ話し足りなそうな安保に単独インタビューを実施。カリミアンに対する怒りはもちろん、ライアン・ガルシアの負傷により試合が延期になってしまった本音、そしてSNSで大バトルを繰り広げた平本蓮へ「そこは違うんじゃないか」と感じることまで、余すことなく語ってもらった。

■ガルシア戦が延期になり「無気力症候群みたいに…」カリミアンとの体格差は問題ナシ

――大みそかの「雷神番外地」でシナ・カリミアン戦が決定しましたが、もともと決まっていたライアン・ガルシア戦がガルシア選手の負傷により延期になったことで、メンタルが落ち込むことはありましたか?

【安保】延期が決まった直後は無気力症候群みたいになりました。ガルシア戦に向けてけっこう減量しながら練習していて、体重も76キロくらいまでいってたんですよ。それが延期が決まって、その時は大みそかの話も特になかったので減量を続ける意味もないので、ご飯もけっこう食べて体重は81キロくらいになりました。練習も3〜4日くらい休んで一度は気持ちも切れちゃったんですけど、大みそかを盛り上げるためには自分が出ないといけないと思って、RIZIN側に「試合をしたい」と伝えたら、ぜひ試合をしてほしいと言っていただいて。何人かの対戦候補が出てきて、カリミアンもそこまで僕は乗り気じゃなかったけど、直前で決まった形ですね。

――カリミアン選手は安保選手よりも20キロも重たいので、試合をすると怪我のリスクもあり、来年のガルシア戦に影響が出るリスクもあるのでは?

【安保】ガルシアだろうがカリミアンだろうがパンチはもらったら倒れるし、そこは一緒なのかなって思ってますね。カリミアンは体圧とかぶつかったときの衝撃は大きいし、リーチ差もあるけど、スピードも落ちるし技術はガルシアとは比べ物にならない。そういう意味では、リスクはどの試合も一緒ですよ。体重も自分が落とすのはちょっと厳しいけど、相手がデカいのはそこまで気にしない感じです。

――今回の試合は減量無しで臨むことになりますか?

【安保】そうですね。6月の『BreakingDown』でスダリオ剛とやったときも81キロくらいで、あの時はナチュラルが78くらいだったのを無理やり大きくしたんですよ。今はナチュラルで81くらいになってるので、もっといい動きができます。もちろんボクシングっていう競技における強さも進化していますし、本当にカリミアン選手をマットに沈められると思ってますから。

――朝倉未来さんから電話で試合のオファーを受けた際に「ブラックローズの言動、行動がカッコ悪すぎる」と発言されていましたが、その理由をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか?

【安保】ブラックローズに入った朝久(泰央)くんとか、篠塚(辰樹)選手には別に思うことはないけど、平本にめちゃめちゃ思うことがあって。アイツは確かにSNSを使うのがうまいし、子どもたちを洗脳して信者にするのもうまいけど、やり方がちょっと姑息すぎるなと。自分は人のことを必要以上に下げまくったり、誹謗中傷したり、モラルに反することもラインを超えてるやろってとこまでやるのに、自分がそういうことをされたら「開示請求する」とか「訴えてやるから覚悟しといてください」って、お前のやってることがダサすぎへんか。撃っていいやつは撃たれる覚悟があるやつだけやと思うんで、そのへんがホンマに男らしくない。アイツは確かにファッションもカッコいいし、作ってる服もカッコいいと思うけど、それを子どもたちに売ってチヤホヤされとけって感じです。

■「平本はカッコよさを履き違えている。憧れる人が増えたら日本が良くならない」

――平本選手の言動に対して疑問を感じている、と。

【安保】それをカッコいいっていうヤツもいるんでしょうけど、俺は好きじゃない。男らしくないってことに尽きるかな、カッコよさを履き違えている。別に自分をカッコいいって言いたいわけじゃないけど、平本よりは絶対にまっすぐ正々堂々と生きているって自信を持ってます。あれに憧れる人が増えたら困るし、日本が良くならない。それくらい大きなテーマだと思いますよ。

――そういう思いから、対戦表明につながったんですね。

【安保】体重の確認とか、大みそかを盛り上げたいという気持ちで見切り発車してしまった部分もあるけど、戦うつもりがなくて言ったことじゃないです。ファンを期待させてしまって、でも実際には決まらなかったことについては、今回は俺が悪かったです。そこは素直にファンに対して謝ります。平本に対しては別に謝らないし、対戦しようぜって煽るのは格闘技では当たり前のことだから、それで盛り上がるならいいじゃないですか。そこに対してはもう終わったことなのに、アイツはいつまでも論点をすり替えて、キャンピングカーがどうのこうの言ってきて。みんなはそういうのを求めてないし、「今回は決まらなかったけど、いつかまたやろう」でいいじゃないですか。大会自体を盛り下げるようなことを言い続けるなよって。なんで業界が良くならないことをするのか、なんでそんなにひねくれてるって思いますよ。

――去年の大みそかは同じブラックローズとして戦っていた二人ですが、こういった発言のやり取りも、いつか対戦につながっていくのか。格闘技ファンとしてはその流れを楽しませていただきます。

【安保】確かに、そういう意味ではストーリーはできてるかもしれないですね。どうなっていくかも含めて、このストーリーに決着をつけるには俺がホンマにちゃんとMMAで強くなるしかない。去年の大みそかにMMAで負けて「MMAで強くなってリベンジしたい」って言ってた時もあったけど、今はガルシアと戦うチャンスを掴むためにボクシングに専念しているし、ガルシア戦の先にある新しい扉を見に行きたいと思ってます。でも、ガルシア戦が終わったら、もうボクシングをしたいという気持ちは多分ないと思うんです。みんなが見たいのは、SNSで対戦画像をアップしただけで1万以上も「いいね」がついた“平本vs.安保”だろうし、俺もアイツをぶっ飛ばしたいってホンマに思ってるので、そのためにはMMAしかないんですよ。

――そのためには、準備の時間は必要になりますね。

【安保】試合はやりたいとは思ってますけど、今はあんまり中途半端なことは言えないし、ちょっといろいろ考えています。まずは大みそか、カリミアンと戦えるチャンスを頂けたので、しっかり盛り上げたいと思います。

●12・31『RIZIN DECADE』雷神番外地 全対戦カード
・第7試合/安保瑠輝也 vs. シナ・カリミアン
RIZINスタンディングバウトルール特別ルール:2分6R(100.0kg)

・第6試合/細川一颯 vs. 宇佐美正パトリック
RIZIN オープンフィンガーグローブキックボクシングルール:3分3R(77.0kg)

・第5試合/野田蒼 vs. 篠塚辰樹
RIZIN オープンフィンガーグローブキックボクシングルール:3分3R(58.0kg)

・第4試合/富澤大智 vs. 三浦孝太
RIZIN MMA特別ルール:5分2R(63.0kg)

・第3試合/YURA vs. 朝久泰央
RIZIN キックボクシングルール:3分3R(66.0kg)※8オンスグローブ

・第2試合/安井飛馬 vs. 黒薔薇くん(鈴木博昭)
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)

・第1試合/五明宏人 vs. 赤田プレイボイ功輝
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)


動画を別画面で再生する




    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定