初ダートの前走を4馬身差圧勝 “ダート界の新星”候補が大舞台に向け連勝なるか

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2024年12月26日 19:30  netkeiba

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ダートで覚醒したフリームファクシ(昨年4月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)
 初ダートのコールドムーンSを圧勝したフリームファクシ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が、土曜京都11Rのベテルギウスステークス(3歳上・リステッド・ダ1800m)で連勝を狙う。

 フリームファクシは父ルーラーシップ、母ライツェント、母の父スペシャルウィークの血統。半姉のディアドラは17年の秋華賞、19年の英G1ナッソーSの覇者。祖母は名繁殖牝馬のソニンクなので、ロジユニヴァースやソングライン、ノーザンリバーやランフォルセと同じ牝系の出身となる。21年のセレクトセールでは1億4000万円(税抜)で取引された。

 ここまで15戦4勝。2戦目から3連勝できさらぎ賞を制覇。クラシックの有力馬と目されたが、皐月賞以降は10連敗を喫した。しかし、ここで陣営の英断が吉と出る。ダート初挑戦となった前走のコールドムーンSが4馬身差の大楽勝。1年10カ月ぶりの白星を手にするとともに、ダート界に新星誕生をアピールした。

 今回は1800mへの距離延長となるが、もともと中距離で走っていたので問題ないだろう。ここで賞金加算に成功すれば、来年2月のフェブラリーSへの参戦も現実味を帯びてくる。それだけに負けられない一戦となりそうだ。

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