ロシア国防省傘下の運送会社が所有する大型貨物船が地中海を航行中に爆発し、沈没しました。運送会社は「テロ攻撃だ」と主張しています。
スペインとアルジェリア沖の地中海で23日、ロシアの大型貨物船「ウルサ・マイオール」の機関室で爆発が起き、船が沈没しました。乗員14人が救出されましたが、2人が行方不明となっています。
沈没したのはロシア国防省傘下の運送会社が所有する貨物船で、ロシアメディアによりますと、爆発は3回あったとしていて、運送会社は「テロ攻撃だ」と主張しています。
貨物船はロシアのサンクトペテルブルクからウラジオストクに向かう途中で、クレーンやコンテナなどを輸送していたということです。
一方、独立系メディアは貨物船がロシアの揚陸艦などとともに航行していたとし、本当の目的地はロシア軍が駐留するシリアの港だったとする専門家の見方を伝えています。
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