パレス、直近5戦4勝の好調ボーンマスとスコアレスドロー…鎌田大地は終盤から途中出場

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2024年12月27日 02:07  サッカーキング

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ボーンマスとクリスタル・パレスの激闘はスコアレスドロー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第18節が26日に行われ、クリスタル・パレスは敵地でボーンマスと対戦した。

 今シーズン、クリスタル・パレスは開幕8試合未勝利と苦しいスタートを強いられたが、以降は黒星が2つのみと徐々に勝ち点を積み上げることに成功。前節終了時点での成績は3勝7分7敗で、勝ち点「16」を積み上げて現在16位につけている。21日に行われた前節はアーセナル相手に1−5とショッキングな大敗を喫しており、残留争いから抜け出すためにも、今節の連敗は避けたいところだ。

 今節は、ここまで8勝4分5敗の勝ち点「28」を積み上げて、現在5位につけるボーンマスの本拠地『バイタリティー・スタジアム』に乗り込む。直近5試合を4勝1分と無敗で駆け抜けている好調のチームとの一戦に向けて、クリスタル・パレスに所属する鎌田大地はベンチから出番を待つ。

 試合は序盤から、クリスタル・パレスがチャンスの数を増やす。8分にはウィル・ヒューズからのパスを受けたジャン・フィリップ・マテタがボックス手前から右足を振り抜くも、シュートは枠の外。12分には右サイド大外のダニエル・ムニョスからのグラウンダーの折り返しで、中央のイスマイラ・サールにシュートチャンスが到来したが、ここはGKケパ・アリサバラガに阻まれる。

 クリスタル・パレスの攻撃陣の中心に君臨したのはエベレチ・エゼ。負傷から戻ってきた背番号10が攻撃を彩るなか、22分にはビッグチャンスを作り出す。敵陣左サイドでマテタがボールをキープし、後ろへ落とすと、反応したエゼはマテタとのワンツーから前進。相手を引き付けて中央へ繋ぐと、ファーサイドで顔を出したムニョスが左足で狙ったが、シュートはGKケパの正面となってしまった。

 対するボーンマスはシュートまで持ち込むシーンの数自体は多かったものの、クリスタル・パレスの守備陣を完全に崩し切るシーンは少なく、スコアレスで後半へ折り返す。立ち上がりの49分には再びクリスタル・パレスの10番が輝きを放ち、ペナルティエリア手前右寄りの位置から左足でミドルシュートを狙ったが、シュートはGKケパに阻まれる。このプレーをクリアしたところからボーンマスは攻撃に転じ、ジャスティン・クライファートがきわどいミドルシュートを放つも、こじ開けることはできない。

 ボーンマスは62分、タイラー・アダムスとエヴァニウソンを投入。すると64分にはエヴァニウソンが早速ゴールに迫る場面を作り出し、背後からの浮き球ボールを収めてボックス右から右足を振ったが、シュートはGKディーン・ヘンダーソンに阻まれる。

 スコアレスで終盤に突入すると、ボーンマスはアントワーヌ・セメニョやエヴァニウソンがゴールに迫るシーンを作る。時間の経過とともにボーンマスが攻勢を強めたが、最後までゴールネットが揺れることはなく、試合はタイムアップを迎えた。

 クリスタル・パレスとしてはアーセナル相手の公式戦で2連敗を喫していたため、連敗を止めることに成功したが、公式戦3試合ぶりの白星とはならず。鎌田は終盤の82分、マテタとの交代でピッチに立った。一方、ボーンマスは無敗の試合数を「6」に伸ばしたが、今季2度目の連勝とはならなかった。

 次節は29日に行われ、クリスタル・パレスはホームで菅原由勢が所属するサウサンプトンと、ボーンマスは29日に敵地でフルアムと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ボーンマス 0−0 クリスタル・パレス

【得点者】
なし

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