ブラックバーンに所属する大橋祐紀が、26日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第23節サンダーランド戦で、今季公式戦6点目を記録した。
ここまで行われたチャンピオンシップで11勝4分6敗の成績を残し、勝ち点「37」を積み上げているブラックバーン。現在は1試合未消化ながら、昇格プレーオフ出場圏内の5位につけており、14年ぶりのプレミアリーグ復帰に向けて悪くない前半戦を過ごしている。
今節はブラックバーンに勝ち点差「6」をつけて4位につけるサンダーランドとの上位対決に臨んだ。チャンピオンシップで10試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた大橋は、序盤の13分にストライカーとして仕事を果たす。ゴール前での相手のシュートブロックがティリス・ドーランに当たって跳ね返ると、自らの前にこぼれたボールを見逃さずに右足ボレー。見事にゴールネットを揺らし、今季チャンピオンシップ5点目、公式戦通算では6点目を記録した。
大橋の17試合ぶりとなるゴールで先手を取ったブラックバーンは、1点をリードして前半を終えたが、後半に入ると立ち上がりの51分、ゴール前のこぼれ球をクリス・リグに押し込まれて追いつかれる。56分にはサンダーランドのウィルソン・イシドールに逆転ゴールを許し、窮地に立たされたが、終盤の90分にはゴール前の折り返しに反応したハリー・レオナルドが押し込み、土壇場で2−2のドローに持ち込んで試合を終えた。
この結果、ブラックバーンは連敗を回避。これで2戦未勝利と足踏みが続いているものの、上位対決で貴重な勝ち点「1」を獲得した、なお、大橋は60分で途中交代となった。
次節は29日に行われ、ブラックバーンはホームでハル・シティと、サンダーランドは敵地で瀬古樹所属のストークと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ブラックバーン 2−2 サンダーランド
【得点者】
1−0 13分 大橋祐紀(ブラックバーン)
1−1 51分 クリス・リグ(サンダーランド)
1−2 55分 ウィルソン・イシドール(サンダーランド)
2−2 90分 ハリー・レオナルド(ブラックバーン)