ガラスを液体に沈めたら消える!?　“驚きの光景”が2800万再生「感動」「すごいですね！」

　5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回は2021年11月に投稿された、ビーカーを使った不思議な実験動画を紹介します。

　この動画が公開されたのは、興味深い化学系の実験動画を多く発信しているYouTubeチャンネル「NileRed」（@NileRed）。液体をそそぐとビーカーが消えるという不思議な実験動画を公開し、2800万回以上再生されました。

　まずは、大きなビーカーの中に小さなビーカーを入れます。

　そこに、少し粘性がある透明な液体をゆっくりと注いでいきます。

　液体を注ぐにつれて、内側の小ビーカーが下の部分から消えていくことが確認できます。えええええ！

　液体が大ビーカーをすっかり満たすと、その中にあるはずの小ビーカーの姿は全く見えなくなってしまいました。

●ビーカーが消える理由

　動画の最後には、大ビーカーの中から小ビーカーを取り出す様子も収められており、動画の加工や編集によって消されてしまったものではないようです。

　ビーカーに注いだ液体の正体は植物性グリセリンなのだそうです。植物性グリセリンとビーカーのガラスはどちらも光の曲げ具合（屈折率）がほぼ同じため、小ビーカーに液体をそそいでいくと消えてしまったかのように見えたのだといいます。

●実験への反響

　ガラスが消えるように見える実験の動画に対し、コメント欄などでは「感動」「かなりクール！」「すごいですね！」という声の他、「ビーカーが恐ろしい方法で溶けるだろうと予想していましたが、これもクールです」という声も寄せられていました。

画像はYouTubeチャンネル「NileRed」（@NileRed）から引用

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