「実写3部作の正当な続編として…」アニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング」“名もなき姫”がストーリーにもたらす意味とは?特別映像&絶賛コメントが到着

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2024年12月27日 07:51  アニメ!アニメ!

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映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』場面写真 LOTR TM MEE lic NLC. (C) 2024 WBEI IMAX is a registered trademark of IMAX Corporation.
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の伝説の戦いをアニメ映画化したシリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が、2024年12月27日より上映中だ。このたび、神山健治監督のもとに集結した才能あふれる実力派声優とハリウッドの第一線で活躍する製作陣が本作の魅力について語る、特別映像がお披露目された。さらに、各界著名人から本作を絶賛するコメントも続々と到着した。

J・R・R・トールキンによるファンタジー小説の金字塔『指輪物語』を、ピーター・ジャクソン監督が唯一無二の世界観と壮大なスペクタクルで映像化させた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作は、原作ファンたちを熱狂させるだけでなく「アカデミー賞」史上最多の受賞作となった。同シリーズの200年前のエピソードをアニメ映画化した『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、『指輪物語 追補編』に記された「ローハンの戦い」を原作に伝説のローハン王ヘルムの一族の運命を描いた作品だ。

いよいよ公開を迎え、神山健治監督のもとに集結した才能あふれる実力派声優とハリウッドの第一線で活躍する製作陣が、本作の魅力について語る特別映像がお披露目された。
『指輪物語』の大ファンで実写3部作の脚本チームの一員として「アカデミー賞」を受賞した経歴を持ち、スタッフからも「学者並みの知識を持っている」とリスペクトされる本作の脚本家フィリッパ・ボウエンは、「ヘルム峡谷とヘルム・ハマハンドの物語が大好きでした。壮大な『指輪物語』も」と昔からヘルム王の物語が好きであったと告白する。ヘルム王の声優を務めたブライアン・コックスも「神話より有名な登場人物たちだ。ヘルム王はその伝説の一部だ」と、本シリーズのキャラクターたちが世界で語り継がれている神話を超えるほど有名であると表現する。

また本作では、実写3部作との繋がりも描かれており、先日にはシリーズでお馴染みの白の魔法使い・サルマンが登場することが発表され話題を集めている。これについて、神山監督は「やっぱり(シリーズと)関連していた方が映画の厚みが出てくる。新たなストーリーも生まれてくるんですよね」と改めてシリーズとの繋がりを描くことでストーリーの厚みが増すことを説明する。
本映像内でも『ロード・オブ・ザ・リング』でお馴染みのオークが指輪を集めるシーンが収められており、シリーズとどのように関わっていくのか期待が高まるばかりだ。

そしてなんといっても、本作の見どころのひとつにもなるのが、"あの指輪"をめぐる壮大な冒険へと繋がり、まだ誰も知らない伝説の戦いの中心に立つ誇り高き騎士の国・ローハンの若き王女ヘラだろう。ヘラは原作『指輪物語 追補編』のわずか一行だけに登場する”名もなき姫”から誕生した。

製作のジェイソン・デマルコは、「彼女はまるで“フロド”だ。自分の持てる力を超えなければならない」と、ヘラが実写3部作の主人公・フロドのように運命を切り開いていく存在であることを明かす。「角笛城の歴史を紐解くのは素晴らしいアイディアだ」と、フレカ卿の声を担当したショーン・ドゥーリーは原作で語られることのなかった物語を創造していくアイディアを称賛している。

そんな魅力あふれる本作だが、日本公開を前に先んじて鑑賞した映画監督の荒牧伸志や押井守、実写3部作のサム役声優・谷田真吾ら各界著名人より絶賛のコメントが続々と届いた。
本作のスタッフ・キャスト陣も口々に「新たな<中つ国>の世界を観客は堪能できるはず(ウルフ役:ルーク・パスクァリーノ)」、「『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の正当な続編としてファン全員に観て欲しい(製作:フィリッパ・ボウエン)」、「胸に迫るほど美しい作品です(ヘラ役:ガイア・ワイズ)」、「驚きの冒険が待っているファンの皆さんご期待ください(ヘルム王:ブライアン・コックス)」など、自信に満ちた表情で太鼓判を押す。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の伝説の戦いをアニメ映画化したシリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、12月27日より上映中。ぜひ、劇場の大きなスクリーンで堪能してみたい。

<以下、コメント全文掲載>

荒牧伸志(映画監督)

神山健治が渾身して、して、しまくって実現した、日本のアニメの本気を見せてもらいました。
スクリーンで体感し受け止めて欲しいと思います。

押井守(映画監督)

珍しく素直にやったじゃん。
よかったよ。

藤津亮太(アニメ評論家)

ローハンに攻め寄せるムマキルと武装した大軍。それを正攻法で描く映像がまず圧倒的だ。立ち向かうのは、原作では名前のない王女。本作は彼女にヘラという名前と、意志の強さを現す赤い髪を与えた。
こうしてローハンの戦いは「ヘラの戦い」となった。
本作の最大の魅力は、ヘラというキャラクターを『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に創造したところにある。

本郷みつる(アニメーション監督)

子供の頃に原作を読んで好きになり、実写版に夢中になった私ですが、まさか2024年に日本で作られたアニメーション映画として新たな中つ国の物語と出会えるとは!
見所満載で、新たな沢山の試みの結果、日本のアニメが次のステージに行こうとしているのが分かり圧倒されました。

谷田真吾(実写三部作 サム役声優)

映像、背景画、建物画など全体を通して圧巻でした!
アニメーションの中にロード・オブ・ザ・リングがいるんです。
僕の中のサムもいました。
ロード・オブ・ザ・リングの世界を知らなくても楽しめる作品、是非劇場で確認下さい!

渡辺麻紀(映画ライター)

ファンタジー映画のスタンダードを変えた『ロード・オブ・ザ・リング』がアニメーションの新スタンダードとなった日本の“アニメ”で大スクリーンに甦る。
それも世界観と物語と感動を見事に引き継いだドラマチックな正統的前日譚として!
冒頭、実写と見まごう“中つ国”の山々にときめかないファンはいないはずだ。
素晴らしい!!
映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
絶賛上映中!
吹替/字幕版同時公開※一部劇場除く <Dolby Cinema/Dolby Atmos/4DX/MX4D/IMAX>
監督:神山健治(『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C』「精霊の守り人」) 脚本:ジェフリー・アディス&ウィル・マシューズ、フィービー・ギッティンズ&アーティ・パパゲオルジョウ / ストーリー:アディス&マシューズ、フィリッパ・ボウエン
製作:フィリッパ・ボウエン、ジェイソン・デマルコ、ジョセフ・チョウ / 製作総指揮:フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン、サム・レジスター、キャロリン・ブラックウッド、トビー・エメリッヒ
日本語吹替版キャスト:市村正親(ヘルム王)、小芝風花(王女ヘラ)、津田健次郎(ウルフ)、中村悠一(フレアラフ)、本田貴子(オルウィン)、坂本真綾(エオウィン)、斧アツシ(フレカ)、森川智之(ハレス)、入野自由(ハマ)、山寺宏一(ターグ将軍)、沢田敏子(老ペニクルック)、田谷隼(リーフ)、大塚芳忠(ソーン卿)、飯泉征貴(シャンク)、村治学(ロット)、勝部演之(サルマン)
字幕版キャスト:ブライアン・コックス(ヘルム王)、ガイア・ワイズ(王女ヘラ)、ルーク・パスクァリーノ(ウルフ)、ミランダ・オットー(オルウィン)ほか
原題:THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM
配給:ワーナー・ブラザース映画
ワーナー・ブラザース・アニメーション and SOLA ENTERTAINMENT制作作品
LOTR TM MEE lic NLC. (C) 2024 WBEI IMAX is a registered trademark of IMAX Corporation.

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