イスラエル軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派が支配する首都サヌアの空港などを攻撃しました。空港には当時、WHO=世界保健機関のトップも滞在していました。
イスラエル軍は26日、サヌアの国際空港や西部ホデイダの港などを空爆しました。
フーシ派系のメディアによりますと、空港と港で合わせて6人が死亡、30人以上がけがをしました。
また、イエメンを訪れていたWHOのテドロス事務局長はSNSで「当時、空港にいて無事だった」と明らかにしました。
イスラエル軍は、フーシ派が後ろ盾であるイランから武器を密輸するために使っていた拠点を攻撃したと主張。ネタニヤフ首相は「イランのテロ組織を根絶する決意だ」としたうえで、攻撃を続ける姿勢を示しました。
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一方、フーシ派もイスラエルへの攻撃を繰り返していて、双方の攻撃の応酬が続いています。