【高校ラグビー】山梨学院が花園初勝利「目標4強」渡辺主将 トンガ人4選手擁す青森山田を圧倒

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2024年12月27日 14:16  日刊スポーツ

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青森山田対山梨学院 後半、山梨学院のNO8佐野がモールを押し込んでトライを決めた(撮影・加藤哉)

<全国高校ラグビー大会:山梨学院43−0青森山田>◇1回戦◇27日◇大阪・花園ラグビー場



山梨学院が、トンガ人留学生4人を擁す青森山田に快勝し、2度目の挑戦で花園初勝利を飾った。


立ち上がりから主導権を握り、前半6トライを挙げた。先制トライは平均体重100キロ超えのFWを軸に、相手陣で優位に試合を進めた前半3分だった。ニュージーランド人留学生、フッカーのリアム・へンダーソン(3年)が、力強い突破から相手選手をなぎ倒して初得点。同11分、今度は自慢のモールで押し込んで連続トライを奪った。さらに、同18分からトンガ人留学生、CTBパエア・フォトフィリ(3年)が2連続トライするなどで着実に加点、38−0で折り返した。


後半は、青森山田が修正した守備に攻めあぐんだ。だが、同18分、苦しみながら、頼みのモールで押し込んでトライ7個目を奪う圧勝だった。


前半、後半ともにトライした佐野涼太(3年)は、「花園前から、フォワード中心のチームと言っていたので、フォワードで圧倒できてよかった。特に(青森山田の)8番の選手(アホ・アントニオ)がキープレーヤーだったんで、そこをどうにか止めてやろうっていうの考えてました」。


2年生から日本代表を務めた世代屈指の選手率いるチームへの完封勝ちをかみしめた。


主将のプロップ・渡辺侑(あつむ、3年)は、「1勝に満足することなく、上を目指したい。ベスト4の目標に向けて頑張りたい」と意気込んだ。【中島麗】

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