「動かせるコンテナホテル」茨城県ひたちなか市に登場、部屋の中は?

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2024年12月28日 06:20  ITmedia ビジネスオンライン

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コンテナホテルが茨城県ひたちなか市でオープン

 ホテル事業などを手掛けるデベロップ(千葉県市川市)は1月26日、コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard ひたちなか新光」(以下、ひたちなか新光)を茨城県ひたちなか市に開業する。「HOTEL R9 The Yard」シリーズとしては95店舗目。ひたちなか市とは災害協定を締結しており、有事の際には「レスキューホテル」としての役割も担う。


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 デベロップが運営するコンテナホテルの「HOTEL R9 The Yard」シリーズは、全国に95店舗、3463室を展開している。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないためプライバシー性にも優れているという。


 13平方メートルの室内には、ベッド、ユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備える。


 「ひたちなか新光」の客室は43室。ダブルは1人6200円〜、2人8700円〜、ツインは1人6200円〜、2人9700円〜としている(いずれも1泊)。


 ひたちなか市内で3店舗目となる「ひたちなか新光」は、工業エリアや観光・ショッピングスポットが集積する東部地域に位置する。「国営ひたち海浜公園」や「阿字ヶ浦海水浴場」などに加え、水族館やテーマパークがある大洗町へのアクセスも良いことから、観光やレジャーの宿泊拠点としての利用も想定する。


 有事の際には被災地へ移設し、避難施設として「レスキューホテル」の役割も担う同シリーズは、2011年の東日本大震災をきっかけに誕生した。1例目は、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し、2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。


 2020年4月には、長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行った。



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