<第101回箱根駅伝>◇2025年1月2、3日◇東京〜箱根間往復(10区間、往路107・5キロ、復路109・6キロ=往復217・1キロ)
箱根駅伝本番まで、残り1週間を切った。第101回大会の今回は、どんなドラマが待っているのか。
出雲、全日本を連勝した国学院大の3冠を、阻止する大学は現れるのか。出場21校を、担当記者の戦力分析・ランクとともで紹介します。
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<シード校>
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■青学大(17年連続30度目 総合優勝7回・前回1位)
【ランク:本命/47点(50点満点)】昨季区間賞の太田、黒田朝ら優勝経験した全7人エントリー。出雲、全日本区間賞で初箱根の鶴川にも注目
■駒大(59年連続59度目 総合優勝8回・前回2位)
【ランク:対抗/45点(50点満点)】史上初の2年連続3冠を狙った前回大会は、3区で青学大に逆転許し準優勝。篠原、佐藤らを軸に雪辱期す
■城西大(3年連続19度目 総合最高3位・前回3位)
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【ランク:上位争い/40点(50点満点)】昨季は過去最高の3位。エースのキムタイと斎藤がけん引。「山の妖精」山本が抜けた5区を埋められるか
■東洋大(23年連続83度目 総合優勝4回・前回4位)
【ランク:シード争い/37点(50点満点)】前回2区区間6位の梅崎、同10区区間賞の岸本らが軸。更新中の連続シード権獲得を20年に延ばせるか
■国学院大(9年連続18度目 総合最高3位・前回5位)
【ランク:対抗/46点(50点満点)】大阪マラソンを制した平林を軸に出雲、全日本を連勝。野中、山本ら厚い選手層で史上6校目の3冠に挑む
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■法大(10年連続85度目 総合最高3位・前回6位)
【ランク:シード争い/31点(50点満点)】5位以内を掲げ、4年連続シード権獲得を狙う。昨季6区区間賞の武田に加え、宮岡、清水ら実力者そろう
■早大(49年連続94度目 総合優勝13回・前回7位)
【ランク:上位争い/38点(50点満点)】花田体制3年目。過去2年の底上げ期をへて、層の厚さ増す。エース山口智、「山の名探偵」工藤が軸
■創価大(6年連続8度目 総合最高2位・前回8位)
【ランク:上位争い/43点(50点満点)】21年往路優勝の実力校が4年ぶり上位進出狙う。エース吉田響は出雲2区区間賞、全日本2区2位と絶好調
■帝京大(18年連続26度目 総合最高4位・前回9位)
【ランク:シード争い/32点(50点満点)】エース山中は出雲、全日本とも区間4位と実力十分で2区担う。中野監督の指導20年目に3位目指す
■大東大(3年連続53度目 総合優勝4回・前回10位)
【ランク:シード争い/33点(50点満点)】前回10位で9年ぶりシード権。高校全国制覇の真名子体制3季目で、4度優勝の伝統校が上位狙う
<予選会突破校>
■立教大(3年連続30回目 総合最高3位・予選会1位)
【ランク:シード争い/30点(50点満点)】昨年の経験者が多数いるのが強み。予選会日本人3位の馬場がエースとして引っ張る。高林新監督は初采配
■専大(2年ぶり72度目 総合優勝1回・予選会2位)
【ランク:シード目標/25点(50点満点)】予選会2位で2年ぶりに本戦復帰。出場過去3大会はいずれも最下位に沈んでおり意地を発揮したいところ
■山梨学院大(5年連続38回目 総合優勝3回・予選会3位)
【ランク:シード目標/30点(50点満点)】昨年2区を走ったキピエゴが主軸。OBで北京五輪マラソン代表の大崎監督がコーチから今春昇格、初采配
■日体大(77年連続77度目 総合優勝10回・予選会4位)
【ランク:シード目標/28点(50点満点)】10位に善戦した全日本は1区平島が区間賞獲得。7年ぶりシード権を狙う箱根でも序盤から流れに乗りたい
■中央学院大(2年連続24度目 総合最高3位・予選会5位)
【ランク:シード目標/29点(50点満点)】主将の吉田は3度目の2区濃厚。過去2度は不本意な走りだったが、今度こそチームに勢い与える
■中大(8年連続98度目 総合優勝14回・予選会6位)
【ランク:シード争い/36点(50点満点)】優勝候補に挙げられた前回大会は、体調不良者続出により13位。エース吉居を中心に、上位に食らい付く
■日大(2年連続91度目 総合優勝12回・予選会7位)
【ランク:シード目標/27点(50点満点)】4年ぶりとなった前回大会に続く出場。シード権獲得へ予選会で2年連続全体トップのキップケメイが鍵
■東京国際大(2年ぶり8度目 総合最高5位・予選会8位)
【ランク:シード争い/30点(50点満点)】11年の創部から指導の横溝監督が11月に逝去、恩報いる走り誓う。3つの学生記録エティーリに注目
■神奈川大(2年連続55度目 総合優勝2回・予選会9位)
【ランク:シード目標/27点(50点満点)】2、3年生が中心の若いチームで総合力で勝負。将来に向けて1つでも上の順位目指す。中野監督は初采配
■順大(14年連続66回目 総合優勝11回・予選会10位)
【ランク:シード目標/30点(50点満点)】予選会は次点の東農大とわずか1秒差で本戦に滑り込んだ。主力の浅井はその予選会で日本人2番手と好走
<オープン参加>
■関東学生連合
【オープン参加のため番付なし/22点(50点満点)】2年ぶりの参加。東大院生で29歳の古川、1万メートル28分11秒20の片川らが軸となり、10位相当以内を目指す
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