2024年に気になったAV家電3選 ビジュアル機器編 今年注目された「チューナーレステレビ」や「Mini LED」とは?

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2024年12月28日 10:20  Fav-Log by ITmedia

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ソニー 4K液晶テレビ BRAVIA 9(XR90)(出典:Amazon)

 2024年もさまざまなオーディオ&ビジュアル家電が登場しました。テレビは65インチ以上のハイスペックモデルが人気となり、大画面化が進む一方、小型のものはチューナーレスやスマートテレビといった、昨今のニーズに応えた製品が注目を集めています。

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 今回は、液晶テレビ・有機ELテレビ・チューナーレスというカテゴリで、2024年注目のビジュアル機器のおすすめを紹介します。

●液晶テレビは「mini LED」が注目ワードに

 今年注目されたワードの1つ「Mini LED」。Mini LEDとは、直径100〜200μm(マイクロメートル)程度の小さなLEDのことを指します。

 Mini LEDをバックライトに使用した液晶ディスプレイは、光量の調整をきめ細かく行うことで、一般的な液晶ディスプレイよりも黒の再現力が高く、高いコントラスト比を実現できるのが特徴。今年はMini LED採用モデルが増え、テレビを選ぶ際の新たな選択肢となりました。

 また、テレビ受信機能を取り去った「チューナーレステレビ」も重要な選択肢となっています。「テレビ離れ」がささやかれて久しいですが、YouTubeなどの動画共有サイトや、Netflix、Amazonプライムビデオといった動画配信サービスは、テレビに取って代わるような勢いで支持を得ています。

 チューナーレステレビは、普段から動画サービスを利用することが多く、地上波やBSなどの番組は見ない人におすすめです。のことを指します。

●ソニー 4K液晶テレビ BRAVIA 9(XR90)

 ソニーの「4K液晶テレビ BRAVIA 9(XR90)」は、Mini LEDバックライトを採用した2024年モデルの液晶テレビです。新開発のLEDドライバーを搭載しており、緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現します。

 音響面では、壁と天井に反射させた音を上方向から届ける「ビームトゥイーター」を新たに搭載。音の立体感やクリアさを強化しています。また、サウンドバーなどとの接続時に、テレビをセンタースピーカーとして使用できる機能「アコースティックセンターシンク」が進化し、より高精度な音響調整が可能です。

 85V型、75V型、65V型の3サイズをラインアップ。ECサイトでは65V型が、60万円前後から販売されています。

●パナソニック 4K有機ELビエラ Z95Aシリーズ

 パナソニックの「Z95Aシリーズ」は、2024年モデルの4K有機ELテレビ。前年モデルで好評だった「マイクロレンズ有機ELパネル」を採用しており、美しい色表現が可能です。

 さらに、輝度アップを実現する独自のパネル制御「Bright Booster」を進化させ、有機ELらしい高コントラストを実現しています。

 高画質な映像を実現する新エンジン「新世代 AI高画質エンジン」を搭載。AI技術を用いた「デュアル超解像」により解像感となめらかさを両立しています。また、「ネット動画ノイズリダクション」により、ネット動画も高画質で楽しめます。

 音響面では、テレビのスピーカーだけで臨場感ある音を楽しめる「360立体音響サウンドシステム+」を搭載。65V型と55V型をラインアップしており、ECサイトでは65V型が50万円前後から販売されています。

●山善 4Kチューナーレステレビ QRH-50TL4K

 山善の「4Kチューナーレステレビ QRH-50TL4K」は、Google TV搭載の4Kスマートテレビです。チューナーレスのため、地上波などのテレビ放送は受信できませんが、豊富な動画配信サービス(VOD)に対応。好きな映像コンテンツを思いのままに、大画面で楽しめます。

 リモコンには、NetflixやYouTubeなど、アプリへのダイレクトボタンが付いているほか、音声入力にも対応。Googleアシスタント搭載のため、映画や番組、アプリなどを音声で検索することも可能です。

 そのほか、Bluetoothを利用してさまざまなデバイスとのペアリングや、USBメモリ内のコンテンツの再生など、動画コンテンツを楽しむ便利な機能を搭載しています。ECサイトでは、4万円前後から販売されています。

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