佐藤瑶大が浦和から名古屋に完全移籍 [写真]=清原茂樹 名古屋グランパスは28日、浦和レッズよりDF佐藤瑶大が完全移籍で加入することを発表した。
現在26歳の佐藤は、2021年に明治大学からガンバ大阪に加入し、同クラブではJ1リーグ通算22試合に出場。また、2022シーズン後半にはベガルタ仙台への期限付き移籍も経験した。
2024シーズンより浦和レッズに加入。今季のJ1リーグでは19試合に出場し、出場時には印象的なパフォーマンスを披露したが、定位置確保には至らなかった。
佐藤は名古屋加入に際し、同クラブの公式サイトを通じてコメント。「浦和レッズから完全移籍で来ました、佐藤瑶大です。名古屋グランパスでプレーできることを光栄に思います。今シーズンのルヴァンカップに引き続き、来シーズンもリーグ、天皇杯、ルヴァンカップでタイトルを獲れるように名古屋グランパスの力になります! 自分のプレーをピッチで表現し、価値を証明し、皆さまに認めていただけるよう頑張ります。名古屋グランパスにとって必要不可欠な選手になり、日々成長したいと思います。よろしくお願いします!!」と意気込みを示した。
また、同選手は浦和のクラブ公式サイトを通じてもコメントし、1年間の感謝を綴った。
「1年間という短い間でしたが本当にありがとうございました。今回の移籍は僕にとって簡単なことではありませんでした。僕にとって浦和レッズは、小さいころから埼玉スタジアムや駒場スタジアムへ応援しに行っていた憧れのチームであり、何より昔からずっとプレーしたいと思っていたチームだったからです」
「選手として聞く入場アンセムから試合中のファン・サポーターの応援、勝利の後のWe are Diamondsは何度聞いても僕の心を動かしてくれました。埼玉スタジアムで得点も決めたかったですし、タイトルも獲りたかったです。浦和レッズで成し遂げたかったことが、たくさんありましたが達成できませんでした。全部自分の実力不足だと思います」
「そんな浦和レッズでプレーできなくなることは寂しいですが、僕のことを必要としてくださっているクラブのために頑張りたいと思いましたし、2025シーズンで飛躍をするために何が必要か逆算した結果このような決断にいたりました」
「埼玉スタジアムに戻ってくるときは成長した姿で帰ってきます。今年1年間、僕を支えてくださったチームのスタッフや選手の方々、ファン・サポーターのみなさま、本当にありがとうございました。新天地で頑張ります」