仕事や学校の都合をつけつつ、帰省すると1週間くらい滞在します。滞在中の私たちの洗濯は私の仕事……というか、そもそも自宅にいるときも、わが家では家事はすべて私がこなしています。義母が「私がやりましょうか?」と声をかけてくれますが、私たちの汚れものを触らせるわけにはいきません。
私は寝そべったままスマホを触ってくつろいでいるタイチをチラリと横目で見て、小さくため息をつきました。さて、洗濯機を回してしばらくチスズと遊んでいると……。義母が「サユキちゃーん、お洗濯物終わったみたいよ〜」と、声をかけてくれました。
共働きの私たち。しかしタイチは家事をまったくしてくれません。家でも家事はすべて私の役目ですし、それは義実家に行っても一緒で、帰省先でも洗濯は私がしています。
タイチの実家なのですから、帰省しているときくらいタイチがやってくれてもいいと思うのですが……。さて、いつものように帰省して洗濯をしていると、義母から「このマークのお洋服は手洗いしなきゃ」とタグを見せつけられてしまいました。とりあえず今回は義母の顔をたてるため、私が折れることにしました。
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原案・編集部 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか