東京ヴェルディは28日、ジュビロ磐田からDF鈴木海音を完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。
東京Vのクラブ公式サイトには、次のように鈴木のコメントが掲載されている。
「このたびジュビロ磐田から加入することになりました、鈴木海音です。海外、A代表(日本代表)で活躍するという目標を達成するために来ました。東京ヴェルディの勝利のために全力で努力し、戦い、大きく成長します。どうぞよろしくお願いします!」
また、磐田のクラブ公式サイトには、次のように鈴木のコメントが掲載されている。
「ジュビロ磐田に関わる全ての皆さんへ」
「この度、東京ヴェルディへ移籍する決断をしました。アカデミーの頃から合わせて9年間、応援し支えてくださった全ての方へ感謝の気持ちで一杯です」
「今シーズン、個人として初めてのJ1の舞台となりましたが、皆さんの期待にピッチで応える事ができませんでした。
まだまだ自分自身の力の無さを痛感しています」
「そんな中で届いたオファーにありがたい気持ちと、降格させてしまった責任や、やり残した事があるという気持ちとで、これまでにないほど悩みました。しかし、自分の目標である海外挑戦やA代表での活躍を考えたとき、より厳しい環境に身を置きチャレンジしたい、という気持ちでこの移籍を決断しました」
「様々な厳しいご意見があることは承知の上で、この決断が間違っていなかったことを次のクラブで証明できるように頑張ってきます」
「最後になりますが、ジュビロ磐田では、本当にたくさんの素晴らしい出会いがありました。僕は、街全体がジュビロを応援してくれている空気感やその温かさが大好きです。その気持ちはこれからもずっと変わりません」
「小学生の頃から憧れ、いつどんな状況でも声を出し続け、飛び続け、選手たちにチカラをくれるヤマハスタジアムのサポーターの皆さんの前でゴールを決められたこと。ジュビロ磐田のユニフォームを着てプレーできたことは、自分の誇りです。改めて、ありがとうございました」