<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:京都精華学園59−54慶誠>◇28日◇女子決勝◇東京体育館
決勝初進出の慶誠(熊本)は、創部66年目での全国制覇とはならなかった。大会3連覇を狙った京都精華学園に最終クオーター(Q)に一時2点差まで迫ったが及ばなかった。
慶誠は序盤からリードを許す展開となったが、必死に食らいついた。第2Qに1度は逆転。再び追いかける時間が続くも、第3Qにもいったんは試合をひっくり返した。最後まであきらめずに戦ったが、及ばなかった。
司令塔のポイントガードとしてけん引した主将の岸希(3年)は「勝って終わりたかったという思いは強いけれど、ここまで来ることができて、こんなにいい舞台で戦えて、本当に仲間に感謝している」と実感を込めた。
東京から1人で熊本へ。1年からコートに立ってチームを引っ張ってきた。頂点には届かなかったものの、県勢初の決勝で堂々戦った。「3年間頑張ったご褒美だよと、いろいろな方たちに言っていただいた。その部分では、私自身も自信を持ちたい」と胸を張った。【奥岡幹浩】
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