クリスマスが終わると、捨てられるのが一般的なツリー。アメリカで行われている、地球にも優しい処理方法とは?
小屋に持ち込まれたツリーに次々と群がるのは、ヤギです。
こちらはアメリカ中西部イリノイ州のシカゴにある農場。「クリスマスツリー」としての役目を終えたマツを受け入れ、お腹を空かせたヤギに与えています。
農場の人
「ここでは何も無駄にならない。ヤギたちは喜んで食べてくれます」
マツはビタミンAとビタミンCを含み、ヤギたちにとって栄養価の高いおやつであるだけでなく、消化を助け、寄生虫の予防にもなるということです。
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アメリカの非営利団体によると、アメリカでは毎年、クリスマスの季節が終わるとおよそ1500万本のツリーが捨てられているということで、農場側はヤギにも地球にも優しいこの方法を「ツリーを持っている人に広めたい」としています。