【ラグビー】東京ベイ今季初黒星も「ポジティブな要素も多い」埼玉に24―26と及ばずも前向き

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2024年12月28日 19:56  日刊スポーツ

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埼玉対東京ベイ 接戦の末、ノーサイドを迎えた埼玉、東京ベイ両チーム(撮影・中島郁夫)

<ラグビー・リーグワン1部:埼玉26−24東京ベイ>◇第2節◇22日◇埼玉・熊谷ラグビー場◇観衆1万464人



2季ぶり優勝を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が、今季初黒星を喫した。2季連続準優勝の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)に24−26で敗れた。


2点を追う後半38分。元オーストラリア代表SOバーナード・フォーリー(35)が狙った約40メートルのPGはゴールポストに届かず、逆転を逃した。フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(HC、56)は「最後の2分間(の攻防)は、どちらに転がってもおかしくなかった。ポジティブな要素も多かった」と前向きに捉えた。


80分間を通し、3枚のイエローカード(10分間の一時退場)が足かせになった。前半で3−20と主導権を握られたが、後半は持ち味も出した。後半5分に日本代表で190センチ、127キロのオペティ・ヘル(26)と有望株の紙森陽太(25)の両プロップ、南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(30)を同時に投入。前に出る勢いを加速させ、同31分にはWTBハラトア・バイレア(25)のトライとSOフォーリーのゴールで一時逆転した。多くの若手がタイトな戦いを経験し、ルディケHCは「若手がみんないい経験をしてくれている」とうなずいた。


次節は25年1月5日、今季2連勝と波に乗る三重ホンダヒート戦(三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)を迎える。主将を担う日本代表NO8ファウルア・マキシ(27)は「ハーフタイムでしっかり修正し、自分たちがやろうとしているラグビーを出せたと思う。そこはポジティブにとって、次に生かすことが大事になる」と成長を誓った。【松本航】

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