<バスケットボールBリーグ3部(B3):新潟80−68立川>◇28日◇第14節◇アオーレ長岡
新潟アルビレックスBBの新戦力、日体大4年のコンゴ人留学生、PFムトンボ・ジャン・ピエール(22)が衝撃デビューを果たした。
19分48秒の出場で13得点、ブロックショット2本でチームを勢いづけた。新潟は連勝を4に伸ばした。
大歓声の中心にムトンボがいた。第2クオーター(Q)の残り2秒、PG五十嵐圭(44)からのパスを受けてダンクを決め45−29。2480人の観客を沸かせた。その48秒前と合わせ、2連続の豪快ダンクでファンの心をわしづかみにした。
それでも本人は「僕は背が高いし、ダンクは普通」と淡々と笑ってみせる。鵜沢潤監督(43)が「チームを勇気づけた」と絶賛した、第2Qの2本のシュートブロックも「普通。もっとできる」と意に介さない。日体大が7日のインカレ準々決勝で敗退後、実戦はこの日が初めて。「もっと上げていきたい」とコンディションはまだ整えている途中にある。
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鵜沢監督も「セットを覚えて、慣れればもっと良くなる」と期待を寄せる。「(ダンクを決めた後の)歓声がうれしかった」とムトンボ。伸びしろを感じさせるルーキーが新潟を上昇ムードに乗せた。【斎藤慎一郎】
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