マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、不振脱却に向け決意を語った。28日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。
ここまで18試合を消化したリーグ戦で8勝4分6敗を記録し、勝ち点「28」の7位につけているマンチェスター・シティ。昨季に前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した同クラブは、今季の10月下旬より急激に成績を落としてしまっている。26日のエヴァートン戦(1−1△)で公式戦の連敗を「3」で止めたものの、依然として5試合未勝利と成績不振は継続中。指揮官を務めるグアルディオラ監督にも少なくない批判が集まり始めている。
そんななか、プレミアリーグ第19節レスター戦を控えるグアルディオラ監督が現在のチーム状況について言及。「努力するし、頑張り続ける」と改善に向けた意気込みを述べつつ、「私は諦めない。ここにいたいし、やり遂げたいんだ。今の状況を考えるとやり遂げなければならない」と見解を示した。
また、「もちろん(悪い流れを)終わらせたい。誰もがそれを望んでいる。クラブ、ファン、このクラブを愛している人々を失望させたくはない」とコメント。続けて、「私たちの仕事に携わる者は皆、良い仕事をして人々を喜ばせたいと思っているはずだ。それは疑う余地のないことだ。最大の試練は再び復活することだが、それは以前にも経験済みだ」と強い決意を口にしている。
一方で、「何年も我々は信じられないほど安定していたが、今は確かに少し調子を落としている。主な理由は重要な選手が多くケガをしていることだ」と失速の要因を分析。「しかし、私はチームスピリット、今週のトレーニングの様子、彼らの集中力、練習への取り組み方を目の当たりにした。エヴァートン戦でもそれを感じたが、残念ながら思うような結果は得られなかった」と選手たちの姿勢に対して称賛のコメントを残した。