京都サンガF.C.は29日、FW豊川雄太が大宮アルディージャへ完全移籍することを発表した。
現在30歳の豊川は大津高校から2013年に鹿島アントラーズに加入した。ファジアーノ岡山への期限付き移籍を経験した後、2018年にはオイペン(ベルギー)に完全移籍。その後、2020年にセレッソ大阪に移籍し、2022年から京都でプレーしていた。今シーズンは2024明治安田J1リーグで25試合出場4得点、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で3試合出場1得点を記録していた。
移籍が決定した豊川は京都のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「3年前、京都に来たら必ず成長できる! と思い、京都に来ました! うまくいかない時ももちろんありましたが、それ以上に試行錯誤しながらトレーニングしていく毎日はとても楽しかったし、新たな自分と出会えた気がして本当に来てよかったです!」
「チームメイト、監督、コーチングスタッフ、マネージャー、メディカル、ホペイロ、掃除のおばちゃん、洗濯のおばちゃん、バスの運転手、色々とたくさんの迷惑をかけましたが、毎日笑って、馬鹿やって、僕のお願いにも応じてくれて、ああいう時間や、みんなと一緒にプレーできたことは、僕にとって最高の時間でした! みなさんありがとうございました!」
「強化部、フロントスタッフの方々は僕の想いや意志をリスペクトしてくださり感謝してます! ありがとうございます! 京都での1番の思い出は2022年の残留をかけたプレーオフ、地元のロアッソ熊本との試合です! 1週間ほとんどご飯も入らず、妻が笑いながら心配してきたことを今でも覚えています笑 あのゴールはこれから先も忘れることはないでしょう!」
「来年は大宮アルディージャに行きます! 必ず昇格します! そしてまた選手としてもう1段上の選手になりたいとおもいます! 大宮アルディージャに行く決め手は直感でした。京都のみなさん、僕はまた新たな冒険をしてきます! 最後にサポーターのみなさん3年間、熱い応援ありがとうございました! みなさんの最高の雰囲気と応援で、僕はとても幸せでした! 長くなりすぎてしまいました。それではこのへんで、 バーーイセンキュー!」
そして、加入する大宮のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「大宮アルディージャのみなさん、はじめまして、豊川雄太です! 昇格しましょう! そのために自分の持ってるエネルギーを全て出しきります!」