【バドミントン】「目指しているのは優勝」五十嵐有紗&桜本絢子組、結成4カ月で全日本決勝へ

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2024年12月29日 12:38  日刊スポーツ

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女子ダブルス準決勝 プレーする五十嵐(左)、桜本組(撮影・千葉一成)

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第5日◇29日◇東京・武蔵の森総合スポーツプラザ◇女子ダブルス準決勝



8月に結成した五十嵐有紗(28=BIPROGY)桜本絢子(29=ヨネックス)組が2−1(19−21、21−18、21−19)で勝利し、30日の決勝へ駒を進めた。今秋に結成した福島由紀(31=岐阜Bluvic)松本麻佑(29=ほねごり)組を逆転で撃破。桜本は「2人で乗り越えられた。今後につながる」と自信を深めた。


序盤は押される展開となったが、第2ゲーム(G)以降は粘り強く得点を重ねた。桜本は「これまでの試合で決まっていたところも、今日は決まらなかった」と経験豊富な相手ペアをたたえつつ「後ろから打ち分ける中でスピードを上げるところは上げて、有紗に前でつぶしてもらうことができた。有紗が前で我慢してくれて、私が後ろから決める展開も多くあったので、そこは収穫だった」と手応えを口にした。


「わたがし」として渡辺勇大と組んだ混合ダブルスでオリンピック(五輪)2大会連続銅メダルの五十嵐は、転向4カ月目となる女子ダブルスにも慣れてきた様子。「やっと試合に生きてきた。逆にミックス(混合ダブルス)ができないくらい、女子ダブルスとしての体がつくれてきた」。混合ダブルスと比べてラリーが続く展開が多いといい「やっているだけで筋肉もつく。自分としては痩せたと感じる。ミックスの時はすごくデブっていたので…」と苦笑いで変化を明かした。


結成4カ月での初優勝に王手をかけた。桜本は「目指しているところは優勝。ここで満足せず、自分たちでつかみにいきたい」と気合十分。混合ダブルスで17年から4連覇した実績がある五十嵐も「まだ女子ダブルスで優勝していない。今日勝ててホッとしている気持ちもあるが、これを勢いに変えて、明日もプレーできたら」と見据えた。

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