【高校バスケ】福岡大大濠が鳥取城北を破り3年ぶり4度目V 日本代表の渡辺伶音は14得点

1

2024年12月29日 13:35  日刊スポーツ

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

福岡大大濠対鳥取城北 第1Q、ゴールを決める福岡大大濠・渡辺怜音。右は鳥取城北・ハロルド・アズカ(撮影・横山健太)

<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:福岡大大濠77−57鳥取城北>◇29日◇男子決勝◇東京体育館



福岡大大濠が77−57で鳥取城北を破り、3年ぶり4度目Vを決めた。


立ち上がりに8−0でリード。だが鳥取城北も勢いを取り戻し、一時逆転されるも、第2クオーター(Q)終了間際に、11月のアジア杯予選の日本代表に高校生で唯一選出された身長206センチの渡辺伶音(3年)の3点シュートで10点差をつけ、前半を折り返した。第3Qも渡辺の連続3点シュートや湧川裕斗(3年)らが得点重ね、リードを拡大。そのまま勝ち切った。


2年連続のファイナル進出で昨年は準Vと悔し涙を流した。渡辺は「日本一を取るためだけにこの大会にきた。日本一を取るためだけと言っても過言ではないぐらい」と今大会に懸けていた。


今秋にはU18日清食品トップリーグで初V。注目されていることも力に変え、強い思いを胸に戦い抜いた先の「秋冬2冠」となった。


片峯聡太コーチ(36)は「昨シーズン悔しい終わり方をした。最後の最後まで自分たちを信じてやってきた。努力の結晶がこの舞台で出た」と勝因を口にした。16得点、14リバウンド、2アシストを決めた渡辺は「1年間、この景色を目指してやってきた。3年間苦しく、悩んだこともあったが、チームメートを信じて一丸となってやってきて良かった」と喜びをかみしめた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定