■『Yogibo Presents RIZIN.49』試合前インタビュー(29日・都内ホテル)
第10試合でベテランの元谷友貴と対戦する18歳の新星・秋元強真が、初の大みそか大会に向けて「はやく試合がやりたいです」と意気込みを語った。
【動画】秋元強真、“ベテラン”元谷友貴は「理想的な相手」話題のSNSバトルにも言及【RIZIN】 RIZINデビュー戦の9月、2戦目の11月、そして大みそかと異例の3大会連続出場となる秋元。今回の試合はバンタム級王座次期挑戦者決定戦として行われ、勝者が王者の井上直樹の持つベルトに挑戦する。
秋元は「体重が一番不安だったんですけど、いい感じに落ちてきて水抜きするだけ。めちゃくちゃ調子がいい」と明るい表情を見せ、「自分が一本負けするって予想してる格闘家がけっこう多いので、自分が寝技もできるところを見せたい」と相手の得意とする展開での戦いにも自信を感じさせた。
王者・井上直樹に対しても「自分が『実績を残してない』みたいなことを言われてるので、圧倒的に勝ちたい」とベルトも視野に入れており、3大会連続出場で「ようやくRIZINファイターとしての自覚が芽生えてきた。自分が一番上になって引っ張っていきたいので、はやくトップになりたいです」と覚悟ものぞかせる。
10年前のRIZIN旗揚げ戦のときは8歳だったが、10年が経ち中心選手として記念すべき大会の中心ファイターとしてリングに立つ。「自分は小さい頃はめっちゃビビリで、ジェットコースターとかも無理で臆病で生きてきたので、考えたこともなかったです」と想像もしていなかった未来を自らの拳で手繰り寄せた18歳。このまま一気にベルトを獲得するか、ベテランの元谷が立ちはだかるか。休憩明けの一戦が2025年のRIZINを大きく占う。