バイクツーリングが大好きな筆者が、2024年に買って良かった「ワークマンのアイテム」を3つ選びました。いずれも店舗によっては入手可能ですので(2024年12月の執筆時点)、気になる商品があればぜひお試しください。
●買って良かったワークマンのアイテム:イージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット
最初に紹介するのは、ライダーのための定番防寒アウター「イージス360°(サンロクマル)リフレクト透湿防水防寒ジャケット」。販売価格は5800円(税込、以下同)です。
2016年のエリア限定販売を経てレギュラーモデルに昇格した商品で、2024年で9シーズン目を迎えます。
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カラーは定番のシグナルレッドとマットブラック、オンラインストアで2023年から継続販売されているレブシルバーとレブサンド、そして今シーズン追加されたガンメタがあり、それぞれ前身頃のポケットの数と配置が異なります。
シグナルレッドとマットブラックはポケットが3つと他より少ないのですが、グローブを装着したままでも使いやすいように、開口部が大きめに設計されています。一方レブシルバーとレブサンドはポケットが6つもあり、収納力ではナンバーワンです。
筆者が推すのはポケットが5つのガンメタで、特に胸ポケットはスマートフォンの出し入れがしやすく、非常に気に入っています。
使われている中わたは高機能なタイプではありませんが、それでもたっぷり入っているので防寒性は十分です。加えて収納可能なフェイスガードや二重の袖口、裾のドローコードなど、冷気をシャットダウンする機能が充実しています。
後ろ身頃の中央にストレッチ生地が使われているので動きやすく、竿を振り上げるなど大きな動作を必要とする釣りにも適しています。「迷ったらこれ!」と断言できるほど、完成度の高い防寒ジャケットです。
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●買って良かったワークマンのアイテム:トレックシューズアジム
続いては、特にライダー向けではないのですが、実際にバイクで使ってみて好印象だったシューズ「トレックシューズアジム」を紹介します。販売価格は4500円です。
ワークマンのPB(プライベートブランド)では初となるミドルカットの透湿防水シューズで、その名の通りトレッキングを想定したつくりとなっています。
独自開発の高透湿防水素材「イナレム」が中間層に使われており、さらにタンとアッパーを一体化した袋ベロ仕様となっているので、バイクでは冷気の侵入を軽減してくれる効果がありがたいのです。
また、ツーリング先では観光地を散策したり、眺めの良い景色を求めて山を登ったりと、歩行距離が長くなりがちです。本格的なライディングシューズは、ペダルやステップの操作性を重視してソールが薄いものが多く、長く歩くと足裏に疲労がたまります。
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その点、トレックシューズアジムは軽登山を想定した設計なので、歩きやすさではこちらに軍配が上がります。
車種によっては内側のフックが車体に干渉し傷が付くかもしれませんので、あらかじめ保護テープなどで養生することをおすすめします。小雨程度ならブーツカバーは不要な防水性の高さもお気に入りです。
●買って良かったワークマンのアイテム:メリノライフソックスレギュラー先丸
最後に紹介するのは、メリノウールを50%以上使用したレギュラーソックスです。
今シーズン、ワークマンは7種類ものメリノウールソックスをラインアップしており、保温繊維を組み合わせたものや、耐久性を強化したもの、パイル地で暖かさを追求したものなど、バリエーションは豊富です。
中でも筆者が推すのは、ラインアップで唯一、最上級のスーパーエクストラファインメリノを採用する「メリノライフソックス」で、羊マークに一目惚れして購入しました。
カラーによってアソートとロゴはウール/アクリル/その他、デザインはウール/ポリエステル/その他と、使われている素材が微妙に異なるのですが、履き心地や肌触りに大きな違いはありません。
筆者は普段使いしており、バイクに乗るときにもそのまま履いています。先に紹介したトレックシューズアジムのような防水シューズと組み合わせると蒸れを軽減でき、さらに消臭効果も高いことから非常に気に入っています。
何よりうれしいのは1足780円という安さです。ライダーのみならず、多くの人に試してほしい逸品です。