学生時代にできた友達はかけがえのないものですよね。ところが年齢を重ねていくうちに、お互いのライフスタイルにズレが出てくることもあるでしょう。そうなると今までと同じ関係性ではいられないかもしれません。今回の投稿者さんは、学生時代は3人で仲良くしていたのだそう。7〜8年ぶりに3人で会うことにしたのですが、トラブルを予感してしまったようです。
『久しぶりに学生時代の友人たちと集まることになりました。それぞれ都合をつけながら会うのに、自分だけ1歩も条件を譲歩しないのってどうなんですかね?』
仲良し3人組といっても、今では置かれている状況がバラバラ。投稿者さんは兼業主婦のママ、友達2人はそれぞれ専業主婦のママ(Aさん)と独身(Bさん)です。集まる日にはAさんが子どもを預けられず、子連れでの参加になりました。詳細を決めようとしたところ、Aさんが「いちばん近い主要駅でも電車で1時間はかかる。他の主要駅はもっとかかるから、子どもを2人連れていると大変。運転はできるけど、車が多いし怖いから運転したくない」と主張。そこでAさんの場所からいちばん近い主要駅で集まることになりました。
これでひと安心……と思いきや、またもやAさんが「子連れで入れる場所がわからない」と言い出します。しかもハッキリと言葉には出さないものの、「良さそうなところを調べてほしい」という空気を出してくるのだそう……。投稿者さんは「子どもを連れている私は大変なんだから、あなたたちが合わせて当然」と思ってるのかな、と感じてしまったようです。同じく子どもをもっている投稿者さんだからこそ敏感に感じ取ったのかもしれませんね。
子連れOKの店くらい、自分で探せばいいのに
『条件出すなら、子連れ参加するAさんが自分でお店を探してほしいよね』
『子どもがいなくても子ども連れで入れる店くらいなら調べられる。でもだからこそ、もちろんAさん本人が調べるべきだよね』
投稿者さんが言う通り、誰かと会うときに自分の希望ばかりを押し付けようとするのはご法度ですよね。今回は「子連れで行く」というAさんの条件を他の2人が快諾しました。だからこそ行けそうなお店はAさんが選んで、「このお店なら行けそうなんだけど、どう?」と2人に聞いてみるのがマナーだと考えられたのでしょう。
Aさんには断っちゃうのがいいかも
Aさん抜きで、こっそり2人だけで会っちゃえば?
『「やっぱり子ども連れてると大変だよね。また今度にしようか」って言って、Bさんと2人で会えばいい』
『Aさんには「子どもを預けられるときに来て」と言って、今回はBさんと2人だけで会ったら? 仕方ないよ。先方が譲歩しないなら決裂だよね』
Aさんの言動に呆れた様子のママたちからは、合理的にも見える意見が飛び出しました。Aさんのことは断って、Bさんだけと会う……なるほどこれならフットワーク軽く会えるでしょう。しかしAさんと今まで通り仲良くできるかどうかは誰にもわかりません。この方法をとるなら、Bさんと秘密を死守したほうがいいでしょう。
2人で会うのはトラブルの元。今回はキャンセルで
『図々しいよ。今回はハッキリ断ればいいと思う。自分と常識が違う人と無理して付き合うことない。「そんなに大変ならまた今度にしよう!」って言えばいい』
『それならすっぱりと、「今回は希望通りのお店が見つけられなかったから無しにしましょう」。Bさんと2人だけで集まるとトラブルの元だから、潔く「今回の集まり」はオールキャンセルで』
Bさんとの秘密がバレるのが怖い場合は、今回の約束をすべてキャンセルするほうが無難かもしれません。「Aさんのせいで集まれない!」ではなく「またみんなが都合がつくときに集まろう」と言っておけば、また機会も来るでしょう。もちろん「全部キャンセル!」と話す前には、Bさんに事前にひと言かけておいたほうがよさそうです。
付き合い方は変わる。疎遠のときもまたご縁ができるときもある
『Aさんが子どもを預けられるようになっても、今回の物言いや態度はちょっとね。今後は疎遠にしてもいいかも。とりあえず今回は丸く収まるように全部キャンセルにして、次回からはBさんとだけ会うようにしたら?』
『正直次から誘うかは考えちゃうよね……疎遠にしてもいいよ。これからも、ことあるごとに嫌な思いをするかもしれないよ』
もしどうしても投稿者さんが「Aさんと合わなくなってきたかも」と感じるのであれば、今は少し距離をとってもいい、というアドバイスもありました。今後またライフスタイルが変われば、きっと以前と同じように、ひょっとしたら以前よりも仲良くできる日が来るかもしれませんよね。
学生時代からの仲良し3人組で集まろうとしたところ、友達の主張にウンザリしてしまった投稿者さん。もしかしたら今は3人で会うべきではないタイミングなのかもしれません。今の状態で無理に会うことはやめて、今後また何のしがらみもなく会えそうな日を待ってみるのもいいでしょう。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・猫田カヨ
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