マンCが公式戦6試合ぶり白星! サヴィーニョが加入後初ゴール&ハーランドが4戦ぶり得点

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2024年12月30日 01:31  サッカーキング

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サヴィーニョ(左)とハーランド(右)の得点でシティが久々白星 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第19節が29日に行われ、レスターとマンチェスター・シティが対戦した。

 2年ぶりにプレミアリーグへ戻ってきたレスターは、今夏にエンツォ・マレスカ監督をチェルシーに引き抜かれた影響により、スティーヴ・クーパー新監督の下でシーズンをスタートさせた。だが、プレミアリーグ開幕後6試合未勝利が続くなど苦しい序盤戦を強いられ、残留争いに巻き込まれている影響を受けて、11月末にはクーパー監督を解任。新たにルート・ファン・ニステルローイ監督を迎え入れたが、初陣の第14節ウェストハム戦こそ3−1で勝利しながら、以降の成績は1分3敗。現在は3連敗中で、降格圏の18位に沈むなど、苦しい状況が続いている。

 一方で、マンチェスター・シティは自分たちが作り出した記録をさらに塗り替えるべく、プレミアリーグ5連覇を掲げて今シーズンをスタート。開幕前のコミュニティ・シールドを含めると、序盤戦は公式戦14試合無敗と好スタートを切ったが、10月30日のカラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦でトッテナムに1−2で敗れると、同試合を機に極度の大不振がはじまる。同試合を含めて公式戦5連敗を喫しただけでなく、同試合の後で白星を記録したのは、今月4日に行われた第14節ノッティンガム・フォレスト戦(○3−0)のみ。直近の公式戦13試合、プレミアリーグ9試合でわずか1勝と苦しんでおり、前節のエヴァートン戦を1−1で引き分けたことで連敗こそストップしたが、依然として公式戦5試合未勝利となっている。

 両者あまりチーム状況が芳しくないなかで迎えた今回のゲームは、序盤の7分にマンチェスター・シティがチャンスを作り出す。ペナルティエリア手前中央寄りの内側に絞ってパスを受けたリコ・ルイスが、背後へ浮き球のボールを通すと、右サイドを抜け出したケヴィン・デ・ブライネがダイレクトでマイナスへ折り返す。待っていたアーリング・ハーランドが右足で狙ったが、シュートはGKヤクブ・ストラルチクに阻まれる。

 対するレスターは19分、2試合ぶりに戻ってきたジェイミー・ヴァーディがゴールに襲いかかる。ヨシュコ・グヴァルディオールからの頭での落としが短くなると、このボールにヴァーディが反応。ゴール前でルーズボールを掻っ攫い、角度のないところから右足を振ったが、シュートはGKシュテファン・オルテガに阻まれる。

 ピンチを凌いだマンチェスター・シティは直後の21分、敵陣右サイド大外に開いたデ・ブライネが中央へ預けると、リコ・ルイスを経由して、ボールは中央で前を向いたフォーデンの元へ。フォーデンは左足でミドルシュートを放つと、ここはGKストラルチクに弾き出されたが、こぼれ球にサヴィーニョが反応。左足でゴールネットを揺らした。今夏にマンチェスター・シティへ加わったサヴィーニョの加入後初ゴールで、マンチェスター・シティが先手を取った。

 1点を先行したマンチェスター・シティは36分、敵陣中央で前を向いたハーランドがドリブルで中央を掻い潜り、自ら左足で狙ったものの、シュートは枠の外。レスターも39分、ゴール前の混戦からファクンド・ブオナノッテの放ったシュートが左ポストに直撃するシーンも作ったが、前半のうちにこれ以上スコアが動くことはなく、マンチェスター・シティが1点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ると、レスターがボールを握る時間を増やし、サイドを起点とした攻撃でゴールに迫る回数を増やす。62分には、セットプレーの流れから、ヴァーディの頭での折り返しにジェームズ・ジャスティンが反応。アウトサイドで合わせたシュートは枠を捉えたが、マヌエル・アカンジのカバーに阻まれる。68分には左サイドで顔を上げたステフィー・マヴィディディが右足でクロスボールを送り、中央へ飛び込んだヴァーディが右足で合わせたが、ここは枠を捉えきれない。

 マンチェスター・シティとしては後半に入ってからなかなか“らしい”攻撃を見せられていなかったが、74分には途中出場の22歳が流れを変える大仕事。自陣右サイドでパスを引き出したジェームズ・マカティーが、対峙したヴィクトル・クリスティアンセンをダブルタッチで剥がして、一気にドリブルで前進。相手を引き付けて中央へ預けると、デ・ブライネを経由して左サイドのサヴィーニョへボールが渡る。サヴィーニョが左足でクロスボールを送ると、このボールがハーランドの頭にピタリ。ヘディングシュートを叩き込み、“エース”の4試合ぶりゴールで、マンチェスター・シティがリードを広げた。

 試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・シティの目線で90分全体を振り返ると、決して簡単なゲームではなかったものの、公式戦5試合ぶりの複数得点、そして6試合ぶりのクリーンシートを達成。今月4日のノッティンガム・フォレスト戦以来、公式戦では6試合ぶり、プレミアリーグでは5試合ぶりの白星を飾り、暫定ながらも順位を5位まで上げた。一方で、レスターはこれでプレミアリーグ4連敗。依然として苦しい状況が続いている。

 次節は2025年1月4日に行われ、レスターは敵地でアストン・ヴィラと、マンチェスター・シティはホームでウェストハムと、それぞれ対戦する。

【スコア】
レスター 0−2 マンチェスター・シティ

【得点者】
0−1 21分 サヴィーニョ(マンチェスター・シティ)
0−2 74分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)


【ゴール動画】サヴィーニョは加入後初ゴール&ハーランドの4試合ぶり得点を演出
水沼宏太選手も絶賛🤩

サヴィーニョが加入後初ゴール!💫
復調を期すマンチェスター・シティ🩵が先制

🏆プレミアリーグ 第19節#レスター v #マンチェスター・C#年末年始はプレミアリーグ

📺https://t.co/IQcfgHPywb pic.twitter.com/RQVtt6l2Ai— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) December 29, 2024

ハーランドといえば、「まさにこれ」😎
笑顔の戻ったエースの一撃🔥
マンチェスター・シティが
3️⃣ポイントを手繰り寄せる💪

🏆プレミアリーグ 第19節#レスター v #マンチェスター・C#年末年始はプレミアリーグ

📺https://t.co/IQcfgHPywb pic.twitter.com/1lxU29zfY0— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) December 29, 2024

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