第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。
史上6校目となる大学3大駅伝「3冠」を狙う国学院大は往路で好位置につけ、復路での逆転劇をもくろむ。09年に就任した前田康弘監督(46)のもと、初優勝での偉業達成を目指す。
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初優勝での3冠を狙う国学院大は、復路での逆転劇を思い描く。前田監督は「復路のどこかの区間で先頭に立つレースを」と構想。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝ではともにレース後半で逆転優勝を収めており、箱根路でも再現を狙う。
復路勝負の姿勢は、区間エントリーにも表れた。2区に2月の大阪マラソンを制した平林、3区に全日本6区区間賞の山本歩夢(4年)を配した一方で、出雲4区&全日本5区で区間賞の野中恒亨(2年)、出雲5区区間賞の上原琉翔(3年)、3月の日本学生ハーフ王者の青木瑠郁(3年)、前回4区区間4位の辻原輝(2年)はいずれも補員登録。全員を復路に投入する可能性もある。
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指揮官は「復路の厚みは1番」と選手層に自信を示し、往路終了時の先頭との差は「2分であれば復路で逆転できる」とも明言。直近10年では往路を制したチームの総合優勝が7度となっているが、近年の常識に抗うレース運びを見せ、偉業を遂げてみせる。
◆国学院大の区間エントリー
<1区>後村光星(2年)
<2区>平林清澄(4年)
<3区>山本歩夢(4年)
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<4区>岡村享一(1年)
<5区>高山豪起(3年)
<6区>嘉数純平(3年)
<7区>鶴元太(4年)
<8区>佐藤快成(4年)
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<9区>飯国新太(1年)
<10区>吉田蔵之介(2年)
<補員>中川雄太(4年)、青木瑠郁(3年)、上原琉翔(3年)、辻原輝(2年)、野中恒亨(2年)、尾熊迅斗(1年)
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