第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。“3強”はそれぞれ勝負所を見極め、実力者を配置。連覇を狙う青学大は往路勝負で、3度目の山登りとなる若林宏樹(4年)を5区に起用した。
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連覇を狙う青学大は盤石の往路となりそうだ。原晋監督(57)はかねて「往路は非常に強力。普通に走れば独走する」と豪語。大会記録を更新した昨季を超えられる陣容をそろえた。今季のカギは「若林までに2分以上差をつけ、気楽な気持ちで山決戦へ」と設定。昨季区間2位の実力者へたすきを渡す前に決着をつける。
1区に、昨季10区区間2位の宇田川瞬矢(3年)を指名。優勝7度の強豪だが、1区区間賞は16年が最後。序盤から先頭争いを繰り広げる。箱根未経験の3区鶴川正也は、ケガに悩まされた3年を乗り越え、出雲、全日本で区間賞を獲得。実力者で差を開ける。補員登録となったが、2区にはエース黒田朝日(3年)、4区は太田蒼生(4年)と区間経験者が控え、連覇へ万全の体制を整えた。
目指すは往路を制しての総合優勝。原監督は、過去の優勝を振り返り「全て後半はピクニックランで独走した。今年もそういうレースにしたい」と誓った。
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