ペップ、公式戦6試合ぶりの勝利に手応え！　「この結果が私たちを向上させてくれる」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がレスター戦を振り返った。29日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第19節が29日に行われ、レスターとマンチェスター・シティが対戦した。試合は21分にサヴィーニョの加入後初得点でアウェイチームが先制に成功。以降はレスターに苦しめられる時間も続いたが、74分にアーリング・ハーランドが貴重な追加点をマークする。結局、そのまま試合は2−0で終了し、マンチェスター・シティが勝利を掴み取った。

　10月下旬より急激に成績を落とし始め、5試合未勝利のなかで今節を迎えたマンチェスター・シティ。失速中のプレミアリーグ王者だったが、無事にレスターを下して待望の白星を挙げた。ゲームを振り返った指揮官は、「喜びよりも安堵という言葉がふさわしい」と率直な心境を吐露。「私たちは多くを改善しなければならないし、この結果が私たちを向上させてくれる。ベストな状態に戻るのは確かだし、それは間違いない。この結果は大きな助けになる」と勝利の価値を強調している。

　一方で、「みんなそれ（勝利）を必要としていた。これで雰囲気が良くなると期待している」と述べつつ、「試合の大半はレスターの方がずっと良かったし、我々には90分間持ちこたえるだけのエネルギーがない」と課題も指摘。続けて、「新年にはこの結果が私たちを立ち直らせる助けになることを願っている」と希望も口にした。

　さらに、「フットボールは予測できないものだから、このような事態は起こりうると常に思っていた。しかし、理解はしていても勝てない試合がこれほど多くなるとは予想できなかった」とコメント。「信じられないような教訓を得ることができた。この勝利は1試合に過ぎない。1月に何が起こるか見てみよう」と決意を語っている。