【バドミントン】こだわり、主な実績、好きな教科…ロス五輪のニューヒロイン宮崎友花の横顔

＜バドミントン：全日本総合選手権＞◇最終日◇30日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ◇女子シングルス決勝

18歳の宮崎友花（ともか、山口・柳井商工3年）が、平成以降で4人目の女子高生優勝を果たした。

決勝で仁平菜月（26＝ヨネックス）を2−0（21−18、21−14）で撃破。平成以降の女子シングルスでは1989年の宮村愛子、2011年の奥原希望、2014年の山口茜に続く高校生での日本一となった。

＜宮崎友花（みやざき・ともか）アラカルト＞

◆生まれ　2006年（平18）8月17日、大阪市出身。

◆経歴　6歳で競技を始め“留学先”の山口・柳井中を経て22年に柳井商工高へ。

◆主な実績　21年全国中学校大会優勝。22年世界ジュニア選手権優勝。23年から全国高校総体2連覇。24年9月の中国オープンで山口茜をストレートで破って準優勝。現時点の世界ランキングは日本勢3番手の12位。

◆こだわり　シューズの靴ひもを左右で異なる色にすること。「社会人の選手は髪の色を染めたり、ネックレスを着けたりしているけど、学生はできない。せめて足だけでも」。今大会は右足が緑色、左足が赤色だった。

◆好きな教科　美術。

◆好きな色　緑色。

◆進路　来春から山口・周南市の実業団「ACT SAIKYO」へ加入予定。同チームには、五輪2大会連続銅メダルの渡辺勇大と今夏から一時的に混合ダブルスでペアを組んだ田口真彩らが在籍。

◆サイズ等　身長164センチ。血液型AB。利き腕は右。