スイス・インターナショナル・エアラインズは、12月23日に緊急着陸したLX1885便に乗務していた客室乗務員1名が死亡したと発表した。
同便はブカレスト発チューリッヒ行き(エアバスA220-300型機、機体記号:HB-JCD)で、飛行中に操縦室と客室で煙が発生し、グラーツに緊急着陸した。乗員乗客79名のうち、12名が医療措置を受けた。客室乗務員1名はヘリコプターでグラーツの病院に搬送された。12月24日時点では、客室乗務員2名が入院し、うち1名は集中治療室で跳梁を受けているとしていた。
イェンス・フェーリンガー最高経営責任者(CEO)は、「私たち全員に深い衝撃と悲しみをもたらした。想像もできないほどの苦痛を感じているであろう遺族に、全社員を代表して心から哀悼の意を表する」とコメントした。死因などの詳細情報の提供は控えるとしている。
本格化した調査では、エンジン1基に技術的問題があったことがわかっている。また、客室乗務員の保護呼吸器の使用にも焦点を当てた調査を行っている。
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