マンUは14位で年越し…リーグ戦ホーム3連敗は45年ぶり、19試合で勝ち点「22」は過去最低

　マンチェスター・ユナイテッドが不名誉な記録を更新してしまったようだ。

　プレミアリーグ第19節が現地時間30日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地『オールド・トラッフォード』にニューカッスルを迎えた。開始早々の4分にアレクサンデル・イサクに先制ゴールを許すと、19分にはジョエリントンに追加点を献上。2点ビハインドで迎えた後半は攻勢を強めたが、最後までゴールネットを揺らすことができず、そのまま0−2で敗れた。

　屈辱の公式戦4連敗を喫し、ボトムハーフの14位で2024年を終えることとなったマンチェスター・ユナイテッド。データサイト『Opta』によると、大晦日での14位という順位は、最終的に13位でシーズンを終えた1989−1990シーズン以来の最低順位とのこと。現在の勝ち点「22」は、リーグ戦全日程のちょうど半分にあたる19試合で獲得したものとして歴代ワースト記録となっているようだ。

　さらに不名誉な記録は続く。リーグ戦3連敗を喫したのはルイス・ファン・ハール監督が率いていた2015年12月以来9年ぶり、本拠地『オールド・トラッフォード』でのリーグ戦3連敗については1979年2月以来45年ぶりの出来事だという。また、全公式戦を通じて1カ月間に6敗以上を喫したのは、1926年4月と1930年9月に次いで3度目。12月の総失点数「18」は1964年3月と並ぶクラブ史上ワーストタイ記録となっているようだ。

　就任後の公式戦11試合で4勝1分6敗と苦しい戦いが続くルベン・アモリム監督は「マンチェスター・ユナイテッドの歴史の中で最も困難な瞬間であり、我々は仕事を続けなければならないし、他に方法はない。後戻りはできない。私は最後まで自分の考えを貫き通す」とコメントしている。

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間1月5日に控える次節ではリヴァプールと対戦。その後はFAカップ3回戦のアーセナル戦を挟み、サウサンプトン、ブライトンとの対戦が控えている。


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