今季限りで契約満了も…デ・ブライネとマンCの契約延長交渉は未だ再開せず「動きは何もない」

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2024年12月31日 18:13  サッカーキング

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デ・ブライネは今季もピッチに立てば違いを示している [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、自身の将来について口を開いた。イギリスメディア『インデペンデント』が30日に同選手のコメントを伝えている。

 現在33歳のデ・ブライネはヘンク、チェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクと渡り歩き、2015年夏に加入したマンチェスター・シティで絶対的なプレーメーカーへと成長。これまでに公式戦通算399試合出場104ゴール171アシストと驚異的な数字を叩き出しており、6度のプレミアリーグ制覇だけでなく、2022−23シーズンにはクラブにとって悲願だったチャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験した。

 在籍10年目を迎えた今季は、負傷の影響もあって本格稼働することができていないが、ひとたびピッチに立てばその存在感は抜群。直近の公式14試合でわずか2勝と不振に陥るマンチェスター・シティがここから復活を遂げる上で、欠かせないキープレーヤーだ。

 そんなデ・ブライネとマンチェスター・シティの現行契約は今シーズン限りで満了を迎える。マンチェスター・シティ側は今シーズンの開幕前に契約延長に向けた話し合いを持ちかけていたものの、9月に太ももの負傷があったことで交渉は後ろ倒しに。1月に入ると他クラブとの自由交渉が可能となるが、現時点で新契約は締結されていない状況だ。

 近年の移籍市場を賑わせるサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)の複数クラブからの関心や、メジャーリーグ・サッカー(MLS)への憧れなど、デ・ブライネの去就には大きな注目が集まっている。そんななか、『インデペンデント』によると、デ・ブライネは自身の契約について、「具体的な動きはまだ何もない」と発言。現時点でマンチェスター・シティと新契約交渉は再開されていないことを明かした。

 なお、公式戦6試合ぶりの白星を飾ったプレミアリーグ第19節レスター戦(○2−0)の後、マンチェスター・シティを率いるジョセップ・グアルディオラ監督はデ・ブライネについて「何度も口にしてきたことだが、コンディションが整いさえすれば、ケヴィンのクオリティについて疑いの余地はない」と語っており、改めて信頼の厚さを伝えている。「直近では調子が上がらないこともあった。他の選手と同じで、フィジカル面を整えて調子を上向かせる必要がある」と、まだマンチェスター・シティの背番号17が本調子ではないことを明かしつつも、「彼はシティとプレミアリーグの歴史の中で最もインパクトのある選手の1人」と手放してはならない選手であることを強調していた。

 一時はグアルディオラ監督との関係悪化が報じられるなど、マンチェスター・シティでの将来が不透明となっていたが、コンディションを上げている最中の現在であろうと比類なき存在感を示すデ・ブライネ。果たして、デ・ブライネは自身の去就について、どのような決断を下すだろうか。


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