人手不足で年末年始も休めない、仕方ないと諦めている人も多いだろう。ただ、上司が平気で休んでいたら怒りがこみ上げて来そうだ。埼玉県の40代女性(看護師/年収700万円)は、「公務員ではなく、公務員に準じた組織に勤めております。就業規則は公務員のそれにならっています」と明かす。
公務員に準じているなら有給休暇はきちんと取れているかと思いきや、そんなこともないようだ。「有給休暇が3月ではなく、12月で捨てになります」とのことで、年度末ではなく今月中に有休を取れる日数が減ってしまう状況だ。そんな中、上司から耳を疑う通達があったという。(文:篠原みつき)
「本来与えられる有給休暇は出せないため、休みが与えられない」
職場内でも、有休を消化するため「12月になんとか調整し、1日でも消化出来るよう皆んなで頑張っていた」という。そんなある日、始業時に上司からこんな伝達があった。
「職員の人数不足により、本来与えられる有給休暇は出せないため、休みが与えられない」
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これは、この上司よりさらに上の管理職からの通達だった。有休は労働者の権利であり、会社側も決められた日数与えるのが義務なのだから、こんな一方的な通知は理不尽だ。「ちなみに、調べると上司は消化しています」と不公平感をあらわにする女性。
「わたしの有給休暇で、今年消化できたのは8日。 20日間繰り上げできますが、32日残っており、12日分は繰り越せず捨てになりました。このご時世、もちろん買い上げはありません。法律を調べてみると嘘と分かるし完全にハラスメントになるかと」
こう不満をもらし、「理不尽、終わってるなと思いました」と肩を落とす。「この会社ダメだな」と思った事はこれだけではなく、
「去年から、正月手当が出なくなりました。正月働き損です。ちなみに部長含む管理職は休みです」
とダメ押しの失望感を書いていた。
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