ホタルちゃんが不妊治療を考えていることについて、私は上司であるイズミさんに相談をしてみることにしました。
ホタルちゃん本人が医師に何も聞いていない以上、こちらとしてもどう動けばいいかわからないし、サポートしようにも正直困っているという旨を話しました。
イズミさんは少しのあいだ考えて……。
「私が直接、ホタルちゃんに話してみてもいいかな?」
と言ってくれたのです。
|
|
イズミさんと知り合ったときにはすでにお子さんがいたため、そんな事実知りもしませんでした。
それからしばらくたったある日、ホタルちゃんから話しかけられました。
「サナさん、不妊治療の件、イズミさんに繋いでくれてありがとうございました!」
ホタルちゃんは、イズミさんから不妊治療の治療方法や、不妊治療中の会社としてできる対応について教えてもらったそうです。
どれも私では思いつかなかったアドバイスばかりでした。
|
|
ホタルちゃんから不妊治療の開始宣言を受けて困ってしまった私は、上司であるイズミさんに相談してみることに。
するとイズミさんから、「私から話してみる」との言葉が。
なんとイズミさんも、不妊治療を経て出産をしていたのです。
イズミさんと話し合ったあとのホタルちゃんは、どこかスッキリとした顔をしていました。
|
|
寄り添えなかった自分に少し反省しました。
しかしイズミさんが治療についてだけでなく、日々の業務との兼ね合いについてもしっかりとフォローしてくれたので、いい結果になることを願おうと思います。
参考:厚生労働省|P.6出生支援休職制度
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・石井弥沙