2025年の干支は“巳”。プロ野球の2リーグ制後、“巳年”にリーグ優勝したチームを見ていきたい。
<セ・リーグ>※☆は日本一
1953年:巨人 ☆
1965年:巨人 ☆
1977年:巨人
1989年:巨人 ☆
2001年:ヤクルト ☆
2013年:巨人
<パ・リーグ>※☆は日本一
1953年:南海
1965年:南海
1977年:阪急 ☆
1989年:近鉄
2001年:近鉄
2013年:楽天 ☆
巨人は2001年以外“巳年”は1953年、1965年、1977年、1989年、そして前回の2013年と5度リーグ優勝し、53年、65年、89年は日本一に輝いている。
巨人は今オフ、ソフトバンクから甲斐拓也捕手をFAで獲得し、中日でプレーした昨季最多セーブ投手に輝くなどNPB通算166セーブのライデル・マルティネス、日米通算197勝の田中将大などを補強。
甲斐はソフトバンクで正捕手としてリーグ優勝、日本一を何度も導き、日本代表としても19年のWBSCプレミア12、21年の東京五輪、23年のWBCの世界一に貢献するなど、経験豊富な捕手だ。
昨季最多セーブのマルティネスが加入したことで、今季29セーブをマークした大勢とともに、セ・リーグトップクラスの“勝利の方程式”を確立することができる。
田中も菅野智之がメジャー挑戦した先発の穴を埋める存在として期待がもてそうだ。
昨季15勝した菅野の退団は痛いが、主力野手の移籍はなく、甲斐が加入したことで大城の起用法を含めた競争は熾烈を極めそうだ。リーグ連覇を目指す巨人にとって“巳年”にリーグ優勝の確率が高いことは、吉兆なデータと言えそうだ。