【ニューイヤー駅伝】旭化成が劇的26度目V 井川龍人は残り500mでスパート「僕の持ち味」

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2025年01月01日 15:12  日刊スポーツ

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優勝し、記念撮影に笑顔を見せる旭化成。手前左から1区長嶋、2区茂木、3区葛西、4区キプルト、5区大六野、6区斎藤、7区井川。後方左は宗総監督(撮影・足立雅史)

<全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2025年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)



旭化成が4時間47分32秒で5年ぶりに王座を奪還した。史上最多記録を更新する26度目の優勝を果たした。


勝負を決めたのは、最終7区のアンカー井川龍人。先頭と12秒差の2位でタスキを受けると、5キロ手前でHondaの中山顕に追いついた。そこからは中山の後ろにピタリとつけ、残り500メートルで一気にスパート。猛然と前へ出て、8秒差をつけてみせた。


井川は「僕の持ち味のラストスパートに持ち込むのが勝ちパターンだと思った。優勝しか見ないようにしていた。(最後は)『来たな』と思いながら、最後は気持ちよくゴールをさせていただいた」と笑顔。優勝のゴールテープを切るのは自身初だったようで「すごくうれしかったです」と声を弾ませた。


2位から入賞の8位までには、Honda、トヨタ自動車、GMOインターネットグループ、SUBARU、住友電工、三菱重工、富士通が続いた。

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