<全国高校ラグビー大会:東福岡41−28茗渓学園>◇3回戦◇1日◇大阪・花園ラグビー場
Bシードの東福岡が8強入りした。藤田雄一郎監督(52)は「内容とかどうこうよりも、勝ち切らないと。勝ったってことが、彼らにとって1つのステップになる」と振り返った。
0−0の前半5分。ゴール前10メートルラックからパスをもらったWTB平尾龍太(2年)が先制トライ。4分後にも、再び平尾がトライを決めた。その後も3トライを挙げ、前半を31−7で折り返した。後半は茗渓学園の反撃にあったが、41−28で逃げ切った。
藤田監督は「後半バタつきましたけど、茗渓さんの力だと思って。(現チームは)なかなか惜しいゲームをして、勝ち切れなかったので。今日はいい1日になりました」と話した。
昨年春の全国選抜大会ではまさかの初戦敗退、6月の九州大会は決勝で大分東明に敗れ、大会8連覇を逃した。今大会は「ノーシードも覚悟していた」がBシード。指揮官は「今年は“なんちゃってBシード”。もう1試合できることに喜びを感じて、しっかり準備したい」と引き締めた。これで準々決勝進出は出場19大会連続だ。例年よりも下馬評は低いが、名門ヒガシは侮れない。
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【佐藤究】
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