現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住76歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:76歳女性同居家族構成:本人、夫(69歳)、息子(42歳)
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:100万円
現在の資産:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万円老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入300万円(年額)、年金額は不明
「もう少し年金をもらえると嬉しい限りです」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「もう少しもらえると嬉しい限りです。これからの生活を考えたときに少し不安になります。何とか改善していただきたく思います」と語っています。
ひと月の支出は約「20万円」。夫婦の年金だけでは「年に1〜2回足りない月がある」と回答されています。
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「自炊して外食は控えるようにしています」
年金で足りない支出については「貯蓄からの引き出し」で賄っているという投稿者。年金生活においては「自炊して外食は控えるようにしています。作り置きなどしながら食費を抑えるようにしています。こまめに買い物しています」と節約をしているとのこと。
「人生設計を緻密にしておくべきだった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「年金の額が、若い頃もらえると思っていた額より少なかったので、もう少しちゃんと考えておけばよかった」と回答。くわえて「人生設計を緻密にしておくべきだったと深く感じています。何となく買い物するのではなく、必要な物と不要な物を吟味しておけばよかった」と悔やみます。
今の生活での不安については「この先、年金額が減らされてしまうのではないかと不安になります。体調面も不安なので、何とか国家に助けていただきたいと思います」とコメント。
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(文:あるじゃん 編集部)