1月1日にTBS系で放送された「第69回全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)」の平均世帯視聴率が午前8時50分から314分間が10・6%(平均個人視聴率が6・4%)、午後2時4分から26分間が8・3%(平均個人視聴率が5・0%)を記録したことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。
旭化成が4時間47分32秒でゴールし、5年ぶりに王座を奪還。史上最多記録を更新する26度目の優勝を果たした。
1区の長嶋幸宝が区間賞の好発進。2区を走った茂木圭次郎が2位集団に食らい付いて4位でたすきリレーすると、3区の葛西潤がトップと10秒差の2位に押し上げた。4区キプルト、5区大六野秀畝、6区斎藤椋とつなぎ、アンカーの井川龍人が勝負を決めた。12秒差の2位でスタートすると5キロ手前でHondaに追いつき、ラスト500メートルで猛スパート。区間新記録の走りで逆転優勝に導いた。
1957年に始まった実業団駅伝日本一を決める大会で、群馬県庁を発着点として37チームが7区間100キロで争った。今年は9月に東京世界陸上が控えており、活躍が期待される長距離界のトップランナーが集った。
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